壬生町議会 > 2019-08-28 >
09月02日-01号

  • "教頭"(/)
ツイート シェア
  1. 壬生町議会 2019-08-28
    09月02日-01号


    取得元: 壬生町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-11
    令和 1年  9月 定例会(第3回)壬生町告示第27号 令和元年第3回壬生町議会定例会を次のとおり招集する。  令和元年8月28日                             壬生町長  小菅一弥 1 招集の日  令和元年9月2日 2 招集の場所 壬生町議会 議事堂          ◯応招・不応招議員応招議員(16名)     1番  後藤節子君      2番  田部明男君     3番  戸崎泰秀君      4番  遠藤恭子君     5番  赤羽根信行君     6番  小牧敦子君     7番  坂田昇一君      8番  玉田秀夫君     9番  田村正敏君     10番  中川芳夫君    11番  江田敬吉君     12番  市川義夫君    13番  鈴木理夫君     14番  楡井 聰君    15番  大島菊夫君     16番  落合誠記君不応招議員(なし)          令和元年第3回壬生町議会定例会議事日程(第1号)                   令和元年9月2日(月曜日)午前10時開会日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期決定日程第3 総務常任委員会の閉会中の継続調査結果報告について(委員長報告)日程第4 教育民生常任委員会の閉会中の継続調査結果報告について(委員長報告)日程第5 議案第1号 壬生町森林環境譲与税基金条例の制定について日程第6 議案第2号 壬生町運動場設置、管理及び使用条例の一部改正について日程第7 議案第3号 壬生町学童保育施設設置条例の一部改正について日程第8 議案第4号 壬生町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部改正について日程第9 議案第5号 壬生町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部改正について日程第10 議案第6号 壬生町印鑑条例の一部改正について日程第11 議案第7号 壬生町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について日程第12 議案第8号 睦っ子児童クラブ建設工事請負契約の締結について日程第13 議案第9号 社会資本整備総合交付金事業 公共下水道工事(北部第三排水区)請負契約の締結について日程第14 議案第10号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第15 議案第11号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて日程第16 議案第12号 令和元年度壬生町一般会計補正予算(第2号)決議について日程第17 議案第13号 令和元年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)決議について日程第18 議案第14号 令和元年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)決議について日程第19 議案第15号 令和元年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)決議について日程第20 議案第16号 令和元年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)決議について日程第21 議案第17号 平成30年度壬生町水道事業会計未処分利益剰余金の処分について日程第22 議案第18号 平成30年度壬生町一般会計歳入歳出決算認定について日程第23 議案第19号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第24 議案第20号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第25 議案第21号 平成30年度壬生町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について日程第26 議案第22号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第27 議案第23号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第28 議案第24号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について日程第29 議案第25号 平成30年度壬生町水道事業会計決算認定について日程第30 報告第1号 平成30年度健全化判断比率及び資金不足比率について日程第31 議員派遣に基づく結果報告について日程第32 議員派遣について---------------------------------------出席議員(16名)     1番  後藤節子君      2番  田部明男君     3番  戸崎泰秀君      4番  遠藤恭子君     5番  赤羽根信行君     6番  小牧敦子君     7番  坂田昇一君      8番  玉田秀夫君     9番  田村正敏君     10番  中川芳夫君    11番  江田敬吉君     12番  市川義夫君    13番  鈴木理夫君     14番  楡井 聰君    15番  大島菊夫君     16番  落合誠記君欠席議員(なし)---------------------------------------会議に出席した説明員の職氏名 町長        小菅一弥君   副町長       櫻井康雄君 総務部長      出井 透君   民生部長      人見賢吉君 経済部長      神永全始君   建設部長      増田典耕君 総務課長      粂川延夫君   総合政策課長    大垣 勲君 税務課長      小谷野紀雄君  住民課長      平石二美夫君 こども未来課長   臼井優子君   健康福祉課長    熊倉律子君 生活環境課長    川又孝司君   農政課長      人見恭司君 商工観光課長    太田弘人君   建設課長      佐々木正裕君 都市計画課長    大垣成仙君   水道課長      林 光一君 下水道課長     山田和美君   新庁舎建設室長   増山士郎君 会計管理者兼会計課長        教育長       田村幸一君           臼井浩一君 教育次長      尾花利夫君   学校教育課長    赤羽根和男君 生涯学習課長    岩崎賢治君   スポーツ振興課長  池田 茂君 農業委員会事務局長 大垣仁美君   代表監査委員    熱田幸一君---------------------------------------事務局職員の職氏名 事務局長      越路正一    議事係長      谷口拓也 書記        植木克彦 △開会 午前10時00分 △開会 ◎事務局長(越路正一君) おはようございます。 出席議員数をご報告いたします。ただいまの出席議員数は16名でございます。 ○議長(楡井聰君) これより令和元年第3回壬生町議会定例会を開会いたします。--------------------------------------- △開議 ○議長(楡井聰君) これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(楡井聰君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。 監査委員から令和元年5月、6月、7月の例月現金出納検査報告書及び令和元年度第1回、第2回実施分の定期監査報告書並びに住民監査請求の要旨が提出されております。 また、町長から地方自治法第180条第1項の規定により議会において規定されている事項についての専決処分した旨の報告書が2件提出されております。 なお、いずれも報告書の写しはお手元に配付したとおりであります。 以上で諸般の報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(楡井聰君) それでは、日程に入ります。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでありますので、日程に従って会議を進めます。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(楡井聰君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員には、会議規則第122条の規定により、    13番 鈴木理夫議員    15番 大島菊夫議員 を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 会期決定 ○議長(楡井聰君) 次に、日程第2、会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日9月2日から9月19日までの18日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、本日9日2日から9月19日までの18日間と決しました。--------------------------------------- △日程第3 総務常任委員会の閉会中の継続調査結果報告について(委員長報告) ○議長(楡井聰君) 次に、日程第3、総務常任委員会の閉会中の継続調査結果報告についての件を議題といたします。 会議規則第74条の規定により、総務常任委員会から「自主防災組織に関する事項について」の調査報告書が提出されておりますので、総務常任委員会委員長から報告を求めます。 総務常任委員会委員長、遠藤恭子議員。     〔総務常任委員会委員長 遠藤恭子君登壇〕 ◆総務常任委員長(遠藤恭子君) おはようございます。 総務常任委員会に係る閉会中の継続調査結果をご報告申し上げます。 令和元年第2回壬生町議会定例会におきまして、閉会中の継続調査といたしました「自主防災組織に関する事項」について、令和元年8月5日、29日の2日間にわたり、全委員出席のもと調査いたしました経過と結果についてご報告いたします。 総務課消防防災係から「自主防災組織に関する事項」について説明を受けた後、質疑応答が行われました。 委員からの「自主防災組織をつくりたい地域もあるようだが、経費に関係する補助金の詳細は」という質問に対し、「自主防災組織結成届出時に一律5万円を交付しています。事業の態様に応じて限度額がありますが、かかった費用の2分の1をお支払いしています」との説明を受けました。 また、「住民の防災に対する意識に差があり、災害はそう頻繁には起こらないという考えの住民もいる。自主防災組織の設立に対し理解を深める方法はないか」という質問に対し、「自主防災組織の設立にハードルを高く考えてしまいがちですが、まずは避難場所、避難経路の確認や炊き出しなどで集まることから始めて、少しずつレベルを上げていくことが重要だと考えます。具体的な設立の進め方、話し合いの仕方などは役場側も自治会長や役員へ情報提供や直接伺ってアドバイスをしていますので、ハードルを低くして始められたらよいのではと考えています」との説明を受けました。 また、「防災士資格の取得についての補助金は出るのか」という質問に対し、「防災士の資格取得の受講者負担金は1万4,300円となっています。内訳は、防災士の教本が3,500円、受験料が3,000円、登録料が5,000円、旅費として2,800円を最初に負担していただき、合格後に補助金としてお支払いしています」との説明を受けました。 また、「「共助」の枠の中で「平時の共助」と「非常時の共助」があり、民生部所管の「平時」、総務部所管で自主防災組織が当てはまる「非常時」、その「平時」と「非常時」の重なり合う部分の「共助」をパッケージングするような考えはあるか」という質問に対し、「避難の際に支援が必要な方々や避難所運営についてアレルギー対策、また、ペットを連れてきた場合の取り扱い等、個人情報の観点などから難しいところもあるが、連絡を密にしていきたいと考えています」との説明を受けました。 また、「災害発生時に一番大事なのは、避難誘導だと思う。避難の際に支援が必要な方をきちんと把握し、誘導することを最優先にしてほしい。難しく考えずにできるところから始めるような勧め方はしているか」という質問に対し、「難しく捉えるのではなく、避難の際に支援を要する方、避難場所、避難ルートの確認などをすることで地域の防災力の向上につながると考えています。まずは、自治会長や役員への理解を進めていきたいと考えています」との説明を受けました。 また、「防災士の受験合格率は何パーセントか。また、21の自主防災組織の中で防災士がいない地区はあるのか。また何人の防災士がいるのか」という質問に対し、「防災士の受験合格率は再試験も含めると100%になります。また、防災士がいない自主防災組織も数多く存在します。防災士の人数は、自主防災組織を設立している地区に38人、自主防災組織を設立していない地区では26人の計64人となっています」との説明を受けました。 また、「さまざまな職種の方が防災士になられていると思う。以前、消防署に勤めていた方は、専門的な知識もあるので防災士の資格取得を勧めるのも一つの手だと思う」という質問に対し、「町の補助を受けて防災士の資格取得をした方はいませんが、補助を受けずに取得した方はいます。消防署に勤めていた方は、知識もお持ちなので勧められればと考えています」との説明を受けました。 以上、総務常任委員会の報告といたします。 令和元年9月2日、総務常任委員会委員長、遠藤恭子。 ○議長(楡井聰君) 以上で総務常任委員会の閉会中の継続調査結果報告についての件を終わります。--------------------------------------- △日程第4 教育民生常任委員会の閉会中の継続調査結果報告について(委員長報告)
    ○議長(楡井聰君) 次に、日程第4、教育民生常任委員会の閉会中の継続調査結果報告についての件を議題といたします。 会議規則第74条の規定により、教育民生常任委員会から「生活困窮者の自立支援について」の調査報告書が提出されておりますので、教育民生常任委員会委員長からの報告を求めます。 教育民生常任委員会委員長、田村正敏議員。     〔教育民生常任委員会委員長 田村正敏君登壇〕 ◆教育民生常任委員長(田村正敏君) 皆さん、おはようございます。 教育民生常任委員会に係る閉会中の継続調査結果をご報告申し上げます。 令和元年第2回壬生町議会定例会において、閉会中の継続調査といたしました、所管における「生活困窮者の自立支援について」、7月23日、8月29日の2日間にわたり、全委員出席のもと調査しました経過と結果をご報告申し上げます。 まず、民生部健康福祉課より資料をもとに、①生活保護について、②社会的孤立に対する現状と施策について、それぞれ説明を受けました。 委員からの「生活保護に至らせないために、それ以前から自立支援相談員がいろいろ検証しているのか」という質問に対し、「税務課でも滞納等ある場合、県の生活困窮者自立支援の相談員におつなぎし、そこで家計の見直しや就労についてもハローワークに相談を受けていただきます。それでだめになったときに、生活保護につなぐ形で相談員が一役買っています。なるべく相談員に声をかけていただくよう関係機関や税務課等にも話をしていければと思います」との回答を受けました。 また、委員からの「障害年金受給資格の診断を受けるのが大変だという話を聞いたことがあるが、実際はどうなのか」という質問に対し、「障害年金については、診断書を記入いただくのが一つと、ご本人からの申請の中で、病気にかかった経過を記入する「病歴・就労状況申立書」などがあります。疾患の初診日から1年半経過しない場合は、障害年金の診断書は記入できません。病気になって働く力がないのだけれども、すぐ年金が受給になるということではありません。例を挙げると、働いていた方が事故で診断書を待つようになってしまった場合には、傷病手当という形などで障害年金が出るまでの間の手当を、ほかの制度で賄えますので、すぐに働いていないから生活保護、生活困窮という制度にはなっていません。1年半かかってしまう理由は、例えば身体障がいの場合の障害年金は、発症してからリハビリの後、回復されて仕事もできる方もいらっしゃるので、基本的に初診日から1年半経過し、症状が固定したことにならないと診断書は書けない状況です」との回答を受けました。 また、委員からの「社会的孤立について、パンフレットを見て相談に来たり、民生委員や議員などに相談して、その先に進めればよいが、抱え込んで把握できていない場合、そういう表に出ない部分をいかにして対応するのか」という質問に対し、「切実な問題であり、県内にも20カ所近く窓口になっている機関があり、ポラリスを初め、教育問題は教育事務所・教育センター、命の関係では、ホットチャンネルや心のダイヤルとか、精神相談、NPO法人など多々ありますが、そこに一歩を踏み出す勇気が出ないといいますか、本人自身がひきこもりではない、そう思われたくないと思っていらっしゃる方もいらっしゃるようです。こういった窓口に名前を言わなくてもいいので、こんな悩みを抱えているんだと、とにかく一人で抱え込まないで、一歩踏み出してもらいたく町や県はチラシなどでPRをすることで、少しでも動機づけのきっかけをつくるように取り組んでいく必要があると思っております」との回答を受けました。 また、委員からの「支援が必要と思われる人に対しても、本人の申請がないと支援はできないのか」という質問に対し、「町とすると、生活困窮であれ、ひきこもりであれ、本人から申し出がなく、何で来た、自分は呼んだつもりはないと言われてしまうと、サポートができません。私たちができることは、議員や民生委員に町としてこういう窓口、こういう制度がありますと発信させていただき、本人が困ったと手を挙げたときに、すぐに窓口につなげていく方策をしっかりやらなければいけないと日々思っております」との回答を受けました。 また、委員からの「以前、壬生町でも学習支援を行っていたと思うが、内容は」という質問に対し、「学習支援「学びの教室」については、生活困窮の制度に基づいて行われている事業で、所管しているのが壬生町ですと下都賀福祉事務所になります。今年度は、南犬飼地区公民館壬生城址公園ホールの2カ所で開催しています。対象者は、要保護と準要保護世帯で、学校教育課から情報をいただき健康福祉課で対象全世帯に通知をしています。両地区とも約20人ずつ受けております」との回答を受けました。 また、委員からの「精神疾患がある人や体調が悪く引きこもっている人たちに対し、就労あっせんや仲介などは、どうなっているのか」という質問に対し、「手帳等の申請の際、短時間であればお仕事ができるといった話がある場合には、今の制度ですと、障がい福祉サービスの就労意向支援やむつみの森のような就労継続支援サービスを紹介することになります。また、まずは家から決まった時間に外へ出るところから始めるという方については、町内では「こころ」や「あるしぇん」や「社会福祉協議会」など、相談支援専門事業所におつなぎして、ご本人に合った事業所を探していただき、就労の準備で働く方もいれば、まずは、日中の居場所を探すという方もいらっしゃいます」との回答を受けました。 また、委員からの「不正受給について過去にニュースがあったが、親族、親兄弟がそれなりの生活をしていて面倒を見る能力があっても、面倒を見ないと断れば申請の手続が通るのか」という質問に対し、「実際には、県のケースワーカーが申請者の親族に対し、扶養等はされないかの問い合わせをし、また、申請者本人に家庭訪問を行い親御さんの関係や兄弟に援助を頼めないかを確認し、不正受給を防ぐような取り組みをしております。町では、判断することはなく、不正受給についての決定と廃止、停止は、あくまでも福祉事務所の判断になります」との回答を受けました。 また、委員からの「町の生活保護受給者数とひきこもりの件数は」という質問に対し、「令和元年6月時点の壬生町の被保護費受給者数は409名で、ひきこもりについては正式に調査をしたことがありせんが、ひきこもり傾向と思われる案件で、保健師や生活困窮者自立支援員がかかわっている人数は20名程度おります」との回答を受けました。 質疑を終え、委員会として、健康福祉課だけでは対応できないさまざまな課にわたる相談もあるかと思うが、相談窓口に出向くだけでも勇気がいることだと思うので、ワンストップサービスを徹底し、本人に寄り添った対応をすることや、さまざまな支援制度を困っている方々や周囲の方々にも知ってもらうよう広く周知することを要望いたしました。 以上、教育民生常任委員会の閉会中の継続調査結果報告とさせていただきます。 令和元年9月2日、教育民生常任委員会委員長、田村正敏。 ○議長(楡井聰君) 以上で教育民生常任委員会の閉会中の継続調査結果報告についての件を終わります。--------------------------------------- △日程第5 議案第1号 壬生町森林環境譲与税基金条例の制定について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第5、議案第1号 壬生町森林環境譲与税基金条例の制定についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) おはようございます。 議案第1号 壬生町森林環境譲与税基金条例の制定についての提案理由を申し上げます。 平成30年度税制改正大綱において、森林環境税及び森林環境譲与税の創設が明記をされ、令和元年度から森林環境譲与税が町に譲与されることになりました。そのため法令で定められた使途事業を確実に執行し、その実績を分かりやすく公表する体制を構築することを目的に、新たな基金を設置する条例を制定しようとするものであります。 この基金は、町に譲与される森林環境譲与税の全額を一旦は当基金に積み立て、森林吸収源対策に係る人材育成、担い手の確保、木材の利用促進・普及啓発等の「森林整備及びその促進に関する費用」への財源に活用するものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 鈴木理夫議員。 ◆13番(鈴木理夫君) 今の森林環境譲与税というのが、基金ですか、条例が制定法がかかっているわけですが、この条例の基金の活用方法というので、この件に関して2点ほどちょっと質問したいんですが、今、ご存じのように、新庁舎の建設に向けて進んでいるわけでありますけれども、その中で、この基金を活用したらどのくらいの額になるかもわかりませんけれども、庁舎の一部に県産材を使った何かつくると、そんなことができればいいのかなと。人材の育成とか、いろんな面でこの基金を活用していくんだと思うんですが、まずは、この時期、庁舎建設の中で活用できないのかどうかということと、また、町としてはどのようなことを見込んでいるのか。利用方法ですね、基金の。その基金をどのくらい見込んでいるのかというのをちょっとお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(楡井聰君) 大垣勲総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 鈴木議員のご質問にお答えいたします。 新庁舎への活用でございますが、この基金の使途、用途としましては、公共施設の木造・木質化等も基金の使途として定められておりますので、ぜひ活用していきたいというふうには考えてございます。あと、今後の基金の額ではございますが、本年度、補正予算でも計上させていただいておりますが、159万3,000円でございます。こちらは3年間続きまして、その金額は順次増加する予定となってございます。 最終的には、今現在で想定されるものといたしましては、令和15年度には500万円程度の収入があるものと見込んでおります。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 私も鈴木議員に関連しての質問になるんですけれども、今、新庁舎に県産材を使いたいという、とてもいいアイデアが出ています。その中で壬生町には、こういった山林というものがあるのか、ないのかというところがちょっとわからないんですが、この資料を見ますと、譲与基準の中に市町村の場合は、私有林人工林面積であったり就業者数であったり、人口で按分と書かれています。今の補正で上がった159万2,000円、これはどこら辺の割合が相当するのか。あくまでも人口だけなのかということを確認させていただきたいのと、実際にこの使途する場合には、使途をする所管は何課何係なのかということ。そして、もしこれは市町村だけではなくて、県のほうでそういった人材育成をする場合、壬生町のほうから何か負担金をするのか。あくまでも壬生町の中だけで使用等を考えていいものなのか、そこら辺の判断を教えてください。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 大垣勲総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 小牧議員のご質問にお答えいたします。 一点目、その積算の根拠となるものにつきましては、本町では、私有林人工林面積といたしましては、約31ヘクタールとなってございます。あと、林業就業者数でございますが、国政調査、5年前になりますが、こちらでは1名というようなことで算定されているものと思われます。 続きまして、二点目、その使途、使用していく担当課についてということでございますが、林務全般につきましては、農政課が担当となるものと思われます。それ以外での新庁舎への活用等につきましては、新庁舎建設室等になり、それぞれの使途によって、担当課は変わるものと考えてございます。 三点目でございますが、この事業につきましては、町のほうで使途については考えていくものでございますので、ほかの負担というものはございません。 ○議長(楡井聰君) 田部明男議員。 ◆2番(田部明男君) ただいまの提案で、森林環境税及び森林環境譲与税の創設がというふうにありますが、一方で栃木県では、森づくり県民税というのが現在施行されていて、これですと、二重課税になるのではないかということを心配しています。 そういうことから、町にお金が入ればいいじゃないかということではなくて、二重課税はやめなさいということを声を上げるべきだと思っていますが、いかがお考えでしょうか。 ○議長(楡井聰君) 大垣勲総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 田部議員のご質問にお答えいたします。 「とちぎの元気な森づくり県民税」とは、森林は豊かな水や空気を育み安全で安心な県土をつくり、さらには地球温暖化の防止にも貢献するなど、さまざまな働きを持っております。こうした大切な森林を、県民全体の理解と協力のもとに守り育て、元気な森を次の世代に引き継いでいくために、平成20年から導入されております。こちらの課税期間につきましては、令和9年度までするというような方向で決まっているふうに聞いてございます。 その中でも、この元気な森づくり市町村交付金の対象としましては、木質化等に支援されておりますが、県のほうでも、二重の財源措置とならないよう県民税の使途につきまして、整理するとの方針が示されているところでございます。具体的な整理案につきましては、市町の意見を踏まえながら、県において検討しているというふうに聞いているところでございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) ちょっとわからないところがあるので、教えてください。 これ説明資料を見ると、いろんなことが書いてあるから、参考になるところありますね。具体的にお尋ねしたいのは、個人から徴収する国税になるんでしょうけれども、一人1,000円、課税されることになるようですが、令和6年かなんかから課税するのか、いつから課税するのか何かよくわからない、この資料を見たのでは。 本町の条例公布も、町長がさまざまな関連の規則をつくって公布の日から発行するとなっているんだけれども、この条例案も随分簡単に書いてあるので、中身がよくわかりません。しかし、そんな難しいことを決めるわけじゃないから、条例はそんなに難しく書く必要はないという割り切り方なんでしょうけれども、いずれにしても、森林の課税、1世帯当たりでしょうけれども、1世帯当たりなのか、1人なのか、とにかく課税されることは間違いないようですので、これは実質的にいつから課税されるんですか。この法律が通った日はいつですか、何だかよくわからない、これ。新聞では何回も報道されたようですが、見ても忘れてしまっているから、もう改めて専門家の話をちょっと聞きたいので、法律が通された日、それから、課税される日はいつからか。本町の条例公布はいつからなのか、ここらのところをちょっと教えてください。 ○議長(楡井聰君) 大垣勲総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 この森林環境税につきましては、令和6年から個人住民税の均等割が課税されている方々に対して、個人住民税と一緒に徴収するというふうに決まっているところでございます。 二点目の基金の公布の日につきましては、議決いただき次第、早急に公布する予定でございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 大垣勲総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 法律の創設につきましては、平成31年4月1日施行となってございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第1号 壬生町森林環境譲与税基金条例の制定については、会議規則第37条第1項の規定により総務常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 よって、議案第1号 壬生町森林環境譲与税基金条例の制定については、総務常任委員会に付託することに決しました。 総務常任委員会は、9月18日までに審査を終了し、議長宛てに報告をお願いいたします。--------------------------------------- △日程第6 議案第2号 壬生町運動場設置、管理及び使用条例の一部改正について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第6、議案第2号 壬生町運動場設置、管理及び使用条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第2号 壬生町運動場設置、管理及び使用条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 本案は、新庁舎建設に伴いまして壬生町総合運動場の南運動広場が廃止となり、運動施設としての機能を有しなくなることから、この運動施設の使用料等に関する規定の一部を削除する改正を行うものでございます。 南運動広場につきましては、庁舎建設に係る雨水処理施設等の整備に向けた準備のため、運動広場としての利用を9月30日をもって終了し、10月1日付で新庁舎建設担当部局へ所管替えすることになっております。 なお、運動広場の利用団体等とは、事前調整を行い了承を得ております。 改正内容は、本条例別表に表記をされた総合運動場南運動広場の名称及び使用料等の記述を削除するものであります。 以上よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 田村正敏議員。 ◆9番(田村正敏君) お伺いいたしますけれども、今月いっぱいでCDグラウンドが使えなくなるわけで、使用団体等については了承を得ているということですが、以前より話が出ていますように、CDグラウンドの代替施設の改修状況とか、代替施設がどこになるのか、改めてお伺いいたします。 ○議長(楡井聰君) 池田茂スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(池田茂君) ただいまの質問にお答えいたします。 現在代替施設としまして、壬生中学校の陸上競技場に夜間照明施設の整備を行っております。この整備が9月中に工事が完了し、10月には夜間利用可能な運動広場として供用開始する予定となってございます。 また、表町地内クリーンセンターにある南部運動場ですが、施設の充実としまして、常設の男女別トイレ、ユニバーサルトイレになるんですが、これを今年度中に建設いたします。今後も既存の運動施設を充実させて、利用者の利便性を図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第2号 壬生町運動場設置、管理及び使用条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第7 議案第3号 壬生町学童保育施設設置条例の一部改正について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第7、議案第3号 壬生町学童保育施設設置条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第3号 壬生町学童保育施設設置条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 昨今の核家族化の進行と女性の就労率の上昇により、学童保育施設の利用者は年々増加をしてきております。学童保育の運営は、施設を利用する保護者会に運営を委託してまいりましたが、その負担は大きなものとなっております。 今回の改正につきましては、保護者の負担軽減を初め、保育の質の向上を図るため、令和2年度から地方自治法第224条の2第3項に規定する指定管理者による管理運営を導入するとともに、施設ごとに実費徴収されている費用の均一化を図るため、利用料金を設定するものであります。 また、児童数が増加をしている安塚小学校においては、学童を利用できない待機児童が生じており、その対策として子育て支援センターつばめの施設を利用して、安塚小第2学童保育館を設置するため、本条例を改正するものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 遠藤恭子議員。 ◆4番(遠藤恭子君) 先ほど町長から説明ありましたが、指定管理になるということで、指定管理導入するのは、これからきっと今、稲葉でシルバーが導入されているように、選定はまた改めてしていくんだと思うんですけれども、指定管理導入による先ほどお話しされていた保護者の負担軽減とか、保育の質の向上、あと費用の均一化など、いろいろなメリットがあると思うんですけれども、それ以外に指定管理者導入によるメリットがあるのかということを詳しく説明してください。 あと、つばめの施設にも設置されるということなんですけれども、つばめの施設に入る学童の児童の人数と何年生が入っていくのかということを教えてください。 あともう一つなんですけれども、現在の壬生町の待機児童の児童数の状況とあと今後の見通しについて聞かせてください。よろしくお願いします。 ○議長(楡井聰君) 人見賢吉民生部長。 ◎民生部長(人見賢吉君) 遠藤議員のご質問のまずメリットについてお答えいたします。 学童保育導入に関する主なメリットとしましては、提案理由にもございましたように、保護者の負担軽減、これが大きな効果をもたらすわけでございます。それと支援員の方の身分の保障というか、社会保険とか雇用保険、そういったものに加入していただくことになりまして、身分の保障、それから研修会等にも出ていただくというような機会を設けたりすることになりますので、そういった資質の向上が図られることによって、お子様の管理・監督に細かく行き届くことになっていくのではないかということがございます。 また、現在、実費徴収の関係でございますが、利用料を統一するような形がとれますので、公平な料金体制が図られるというようなところが主だった内容になってくるかと思います。 私のほうから以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 臼井優子こども未来課長。 ◎こども未来課長(臼井優子君) ご質問にお答えいたします。 二点目、つばめの受け入れの人数ということでしたが、正会員を10名で夏休み等の長期休暇時は20名を受け入れる予定でおります。 もう一点、待機児童の状況と今後の見通しということでありますが、今年度は学童の定員520名のところ待機児童は20名となっております。昨年度、壬生小学校と羽生田小学校の施設整備を実施いたしました。また、今年度は藤井小学校と睦小学校、来年度は北小学校、東小学校を予定しております。整備が終了いたします令和3年度には、定員が665名となりまして、待機児童ゼロを目指しております。 もう一点でございます。つばめの利用学年ということでございますが、新1年生を10名ということで予定してございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 遠藤恭子議員。 ◆4番(遠藤恭子君) 指定管理者制度を導入することについて、今、保護者の、運営をしている学童がほとんどだと思うんですけれども、保護者に対しての何らかの説明なんかはいつの時期に行うのか教えてください。 ○議長(楡井聰君) 臼井優子こども未来課長。 ◎こども未来課長(臼井優子君) 指定管理についての保護者への説明というご質問ですが、指定管理につきましては、学童の申し込み前に保護者説明会等を設ける予定でございますので、そういった場所におきまして説明してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 幾つかお尋ねをいたします。 まず、指定管理のほうなんですが、この条例のほうが次年度の4月1日ということで今年度、業者の選定をする、そして契約を結ぶというタイムスケジュールでよろしいのか。もう少しスケジュールを教えてください。 それから、安塚小の第2学童ということで、つばめと同じ敷地内建物内ということで運営が始まるというお話でした。もともと安塚小学校が3階の空き教室の中にいたときから使いづらさがあるとか、リスクがあるということで、外に出たときに。受け入れ定員数がなぜ今足りない状況に至ってしまったのか。そこら辺は議論がどういうふうにされていたのか、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。 それに関連してなんですが、つばめさんというのは、未就学児の親子が安心して遊んだり、あるいは相談をしたり、仲間づくりをする場です。もちろん、小さなお子さんが外で遊べるということが現在の子育てセンターひよことの違いなんです。外で遊ぶときに小学生が一緒に外で遊ぶ。もちろん学童ですから、夕刻の時間ですから、そこはずれるんですが、夏休みは朝からいらっしゃるんですね。ここは小学校1年生ですから、そんなに体格差はないとはいえ、どういう配慮を考えておられるのか、お尋ねいたします。たくさんになってしまうので、まず、ここで切りたいと思います。お願いします。 ○議長(楡井聰君) 臼井優子こども未来課長。 ◎こども未来課長(臼井優子君) お答えいたします。 指定管理の今後のスケジュールというご質問でしたが、指定管理者制度検討委員会で検討して今後選定等を実施していく予定でございます。 二点目、安塚小学校の学童におきまして、もともと受け入れ人数等の問題はなかったかということなんですけれども、かなり虹の杜等のお子さんたちが入学するようになりまして、また、来年、再来年と新1年生の人数が増えてございます。そういったところを考慮して今回つばめを利用することに至った次第でございます。 三点目、つばめの夏休みの利用について、未就学児の小さいお子さんと新1年生が一緒に園庭等を使うということについての問題点ですが、そちらはつばめの方の担当する保育士、あとは学童の方の指導員、支援員さんの方で打ち合わせ等を行いながらスムーズに事故なく運営できるように検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 今、ご答弁いただいた中で、虹の杜という大きな土地開発があったので、一気に児童数が増えたことによりということで、その当時学童の園舎を校庭につくるときには見通しがそこまでは立たなかったということだとは思います。この後、安塚地域ではまたいろいろな開発が民間で行われて、子供の数が増える可能性がありますので、このつばめで定員を正会員の10名ということなんですが、ここで見合わなくなることはないというふうに踏んでおられるのか、そのときには、また検討して別の場所を考えられるのか、その見通しのところをお聞かせいただきたいと思います。 では、条文の中身についてお話伺いたいんですが、第5条のところの休業日と開所時間のことをお尋ねいたします。これは壬生町の全体の学童のお話かと思うんですが、例えば悪天候、台風によって休校してしまう場合などというのは、全ての学校がお休みになる。でも、こういうときにも学童さんは必要性があるんですが、こういうときにどうするのかとか、運動会は各学校で違ったりしますよね。その振り替え休日のときなんかは、どういうふうにこれを定めるのか。どなたがその日にちを決めるのかということをお尋ねしたいのと、開設時間が午後6時までということになっています。今、働く保護者の方を支援したいんだということになると6時ではちょっと足りなく、全国的には学童で7時までということが出てきていますが、ここを見ますと6時までということになっています。6時までとなると、この先は例えばファミリーサポートさんが学童までお迎えに来て、お母さんが帰ってくるのを待つなんてというサービスが国内にはあるんですが、壬生町はそこのところをどんなふうに担保されているのかお尋ねをしたいと思います。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 臼井優子こども未来課長。 ◎こども未来課長(臼井優子君) お答えいたします。 つばめにおける収容児童の今後の見通しというご質問だったかと思うんですけれども、来年度から民間保育園壬生寺第二保育園の方で学童保育も始まります。先ほど申しました新1年生の人数につきましても、来年、再来年がピークでございまして、その後は人数的にもかなり落ち着いてまいりますので、今回つばめを利用して保育の方を行うというのは、4年間の見通しで今計画しているところです。その後の状況に合わせて、また検討してまいりたいと考えております。 続きまして、運動会等の振り替え休日の対応なんですけれども、実際振り替え休日に学童保育の方は実施してございます。 開所時間についてなんですけれども、6時からは延長ということになっておりまして、延長して保育の方を7時まで実施してございますので、親御さんがその間にお迎えに来てくださっているような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第3号 壬生町学童保育施設設置条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第8 議案第4号 壬生町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部改正について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第8、議案第4号 壬生町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第4号 壬生町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 本案は、内閣府令である「特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準」の一部が改正されたことに伴い、本条例の一部改正を行うものでございます。 主な改正の内容につきましては、保育園、幼稚園、認定こども園等の特定教育・保育施設における食事の提供に要する費用の取り扱いの変更について改正するものであります。 本年10月からの幼児教育・保育無償化後の3歳から5歳までの給食費につきましては、保護者の負担となることが原則となっておりますが、年収360万円未満相当の世帯の全ての子ども及び第3子以降を対象に、副食費を免除するという副食費の免除対象の範囲を規定するものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 ○議長(楡井聰君) 戸崎泰秀議員。 ◆3番(戸崎泰秀君) 先ほど町長から主な改正の内容については、給食費の実費徴収に関するということだと思うんですけれども、そのほかにどのような内容が含まれているのかお聞かせください。 ○議長(楡井聰君) 人見賢吉民生部長。 ◎民生部長(人見賢吉君) ただいまの戸崎議員のご質問にお答えいたします。 提案理由にございますように、主なものとしては、給食費の実費徴収の関係でございますが、この内容につきましては、3歳児クラス以上から月額で4,500円程度の実費を徴収するというものでございます。生活保護世帯、町県民税非課税世帯、第3子以降の子につきましては、年収360万円未満の世帯、こちらについて実費徴収の免除をするというものでございます。そのほかに、副食費の実費徴収に係る語句の修正によるものが大半を占めてございます。 また、国の基準では、保育認定の第3子については、ゼロ歳から小学校修了前までの子どもで第3子以降である場合、免除とする扱いになっておりますが、県で新たに国の基準の対象とならない第3子以降の第2号認定、保育認定になりますが、この子どもの副食費については、2分の1の補助を行うこととしましたので、今回の改正では、年齢にかかわらず第3子であれば免除の対象とするというようなことが主な内容になってございます。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 これより議案第4号 壬生町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第9 議案第5号 壬生町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部改正について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第9、議案第5号 壬生町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第5号 壬生町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 本案は、10月から実施をされる幼児教育・保育無償化に係る「子ども・子育て支援法」の一部が改正されたことに伴い、本条例の一部改正を行うものでございます。 改正の内容につきましては、法の一部改正による略称の変更に伴い、「支給認定」の文言を「教育・保育給付認定」に改めるものでございます。 なお、施行に関し必要な事項は規則により対応いたします。 主な内容といたしましては、幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する3歳から5歳までの子ども及び0歳から2歳までの住民税非課税世帯の子どもの保護者に対する利用者負担について無償化するというものでございます。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第5号 壬生町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第10 議案第6号 壬生町印鑑条例の一部改正について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第10、議案第6号 壬生町印鑑条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第6号 壬生町印鑑条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 女性活躍加速のための重点方針等の閣議決定に基づき、社会において旧氏を使用しながら活躍する女性が増加している中、さまざまな活動の場面で氏性を使用しやすくなるよう、住民票等への旧氏を併記できるようにするため、住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令が平成31年4月17日に公布されました。これに伴う印鑑登録証明事務処理要領の一部改正に合わせて、壬生町印鑑条例の一部を改正するものであります。 具体的には、本人からの旧氏併記の請求により、住民基本台帳に旧氏の記録がされている場合には、印鑑登録原票に旧氏を登録し、旧氏での実印登録が可能となり、印鑑証明書も旧氏併記の印鑑証明書が交付されるものであります。 また、婚姻等による改正後も同様に、旧氏併記の請求により改正前の登録印鑑を引き続き使用することができるものであります。 なお、本案の施行日につきましては、改正後の住民基本台帳法施行令等と同日の令和元年11月5日を予定しております。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) お尋ねをいたします。 この提案理由の中に婚姻等による改正後もということで、主に夫婦別姓ということが認められるようになった証なんだとは思うんですが、この条例に値する対象者というのは、結婚後名字が変わられた方以外に、どのような方がいらっしゃるんでしょうか。特に性転換であったり、外国人なんかも入るのかもしれない。どのような方が対象者となるのか教えていただければと思います。お願いします。 ○議長(楡井聰君) 平石二美夫住民課長。 ◎住民課長(平石二美夫君) お答えいたします。 婚姻以外にということですが、例えば養子縁組とかで姓が変わったとそういった場合に旧姓でも請求により併記されますよということを想定しております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第6号 壬生町印鑑条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第11 議案第7号 壬生町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第11、議案第7号 壬生町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第7号 壬生町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についての提案理由を申し上げます。 平成28年5月に成年後見制度の利用の促進に関する法律が施行され、成年被後見人等の人権が尊重され、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度について検討を加え、必要な見直しを行うことなどが定められました。 また、「成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律」が令和元年6月14日に公布をされ、同法の中で地方公務員法の一部が改正をされたところでございます。 今回の改正により、今後は成年後見制度を利用していることを理由として、資格、職種、業務等から一律に排除するのではなく、それぞれの資格、職種、業務等にふさわしい能力の有無を個別的・実質的に審査をし判断することとなります。 これらを踏まえて、壬生町消防団員になることができないとする欠格条項から、成年被後見人及び被保佐人を削除する改正を行おうとするものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 幾つかお尋ねしたいんですが、まず冒頭に確認をしてから質問したいと思うんですが、消防団員の身分についての規定はいろいろあるんだと思いますが、地方公務員法の適用除外というふうに理解しているんですが、それでいいですか。
    ○議長(楡井聰君) 粂川延夫総務課長。 ◎総務課長(粂川延夫君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 議員おっしゃるように、地方公務員法の適用は除外ということで理解しております。 ○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) この改正案の内容を資料も含めて、ちょっと読ませてもらったんですが、消防団員の免職から懲戒免職に変えるという記載があるんですけれども、懲戒免職になっても前と同じように2年を経過すれば採用できると、こういう扱いに変わるんでしょう。消防団員が懲戒免職になるというのは、相当なことをやった人じゃないと免職にならないはずだと私は理解しているんですよ。何で今度わざわざ懲戒免職に規定を変えるのか。その懲戒免職にした人も、2年たったら再度採用できますよという規定に変わるというのは、ちょっと具合が悪いんじゃないかと。この懲戒免職に該当する免職理由は何でしたか。この消防団員を懲戒免職にするという理由は、幾つか項目が入っていると思うんですけれども、条例なり法律なりに規定されている免職に該当する理由とは何ですか。 ○議長(楡井聰君) 粂川延夫総務課長。 ◎総務課長(粂川延夫君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 まず、今回免職という文言を懲戒免職に改めるというところでございますが、そちらに関しましては、消防団員の免職の要件として、現在では成年被後見人または被保佐人に該当した場合は欠格条項でございますので、こちらで免職という規定になってございますが、改正後におきましては、成年被後見人または被保佐人を欠格条項から外しますので、今まで免職としていた部分につきましては、改正後は懲戒免職というものしか該当しなくなるということで、今回改正されると考えております。 二点目でございますが、懲戒免職の理由でございますが、懲戒免職となる理由につきましては、消防に関する法令並びに条例、または規則に違反したとき、それから職務上の義務に違反し、または職務を怠ったとき、次に、三点目は団員としてふさわしくない非行があったとき、こちらが懲戒の理由でございます。 ○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 今、懲戒免職に該当する理由を説明してもらいましたんですが、消防団は一般的にそんなに悪いことをする人たちじゃないんだから、懲戒免職というのは相当厳しい話ですよ、これ。それで懲戒処分になった人が、一般社会では大体再登用、再任用はしないと思うんですよ、常識的に。だから、そういう意味では、懲戒というのは厳しい判断だから、悪いことをしたんだからというのは、それは悪いことの程度の問題はありますけれども、懲戒までつける必要があるのかどうかという疑問なんですよ。それで2年たったら懲戒免職にしておいて、また採用するという話にはならないんじゃないですか。これは相当検討を要する事項じゃないのというふうに指摘してみます。本議会でもこういう扱いは慎重に扱ったほうがいいと、職員の身分の問題ですから。そんな特別職であっても公務員ですから、公務員を解雇するのに懲戒免職にしておいて、2年たったらまた採用しますからと、こんな話にはならないですよ。それは相当厳しく受けとめて検討していただきたいと思うんですが、この扱いについては、議会で承認するかどうかの問題がありますが、もう一回、これ検討してもらったほうがいいんじゃないかと思うんですが、ここで採決しないでと私は申し上げて、少し意見を言ってしまいましたけれども、中身がよく理解できないところがあるので、少し意見として申し上げました。 ○議長(楡井聰君) 粂川延夫総務課長。 ◎総務課長(粂川延夫君) ただいまの江田議員のご質問にお答えいたします。 今回、懲戒免職の処分を受け、その後2年を経過し、逆に言いますと、なれると戻れるという件につきましてですけれども、私ども地方公務員の規定におきましても、同様の定めとなっておるかと思いますので、このような規定はこれでお願いしたいと思います。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第7号 壬生町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(楡井聰君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第12 議案第8号 睦っ子児童クラブ建設工事請負契約の締結について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第12、議案第8号 睦っ子児童クラブ建設工事請負契約の締結についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第8号 睦っ子児童クラブ建設工事請負契約の締結についての提案理由を申し上げます。 睦小学校区域には、睦小学校の空き教室を利用した睦っ子児童クラブと民間の学童クラブの2施設がありますが、ともに待機児童が生じている状態であります。昨今の核家族化と女性の就労率の増加に反映されるように、この区域は共稼ぎ世帯が多く学童保育のニーズが非常に高い区域であります。今後も増加する利用者と待機児童解消のため、校庭敷地内に1階定員40名と2階定員40名の専用施設を整備するものであります。 本工事は、一般競争入札を執行したところ、最低価格者でありました大島建設工業株式会社と5,555万円で令和2年3月10日を工期として工事請負契約を締結するものであります。 つきましては、地方自治法第96条の規定により、議会の議決を得たく提案をいたした次第であります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 戸崎泰秀議員。 ◆3番(戸崎泰秀君) 本議会で可決後に契約ということになると思うんですけれども、工期が来年の3月10日までということで、かなり突貫でやると思うんですが、その間に睦小本校では運動会とか、あとオープンスクールの中で持久走大会があって、恐らく工事現場からかなり近い20メートル、30メートルのところで子供たちが競技をして、学校外の保護者ですね、高齢者の方あるいは就学前の小さいお子さんが入ってくるという大きな行事が2個入っていると思うんですが、これに対する安全に対する配慮等、どのような打ち合わせになっているのかお聞かせください。 ○議長(楡井聰君) 臼井優子こども未来課長。 ◎こども未来課長(臼井優子君) お答えいたします。 工事の概要なんですけれども、整備の予定地はプールの南側の場所を予定しておりまして、現在ございます遊具施設と植木等を一旦撤去いたします。そして、木造二階建ての専用施設を建築する予定でございます。今後の小学校のイベント、授業等の安全管理ということですが、フェンス等を設置いたしまして安全管理には十分努めてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 幾つか教えてください。 従来から建設関係の入札には、入札前の予定価格公表というのをやっていたと思うんですよね。それは丸ごと談合じゃないのという批判的な話もしたことあったんですが、入札の意味が消えてしまうんじゃないのと、それでは。この契約については、予定価格を公表して入札やったんですか、そのことが一つ。 それから、これの工事の予定価格は当初予算にも計上されていたようですが、予定価格というのは幾らだったのか、落札率がどうかと。資料8の業者の札入れの価格差を全部見て、5社の5,000万の工事請負契約をやるのに、5社の差が上と下が20万しかないんですよ。こんな入札というのがあるのかなとびっくりするぐらい上と下の入札価格が接近しているんですよ。これは教えてやらないと、こんな入札にはならないはずだろうなとみています。したがって、入札前の予定価格の公表をやっているのかどうか。落札率は予定価格に対して幾らなのか、ちょっと教えて。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) 今回の契約行為につきましても、入札につきましても、当然予定価格は事前に公表しております。予定価格につきましては、消費税前の数字ですけれども、5,195万円が予定価格でございます。それに対しまして税を乗じる前の5,050万円はということでございますので、落札率は97.21%というふうになっております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) ついでにお聞きしておきますが、これ入札契約というのは、できるだけいいものを安くつくろうというのが狙い、法律の建前もそうなっているはずですよね。入札をやる前に、こういう金額でつくる計画なんですという予定価格を教えていて入札するというと、余り入札の意味をなさないんじゃないのということも一つある。もう一つの理由は、余り厳しく入札やっていると、応募してくれる業者が減ってしまって事実上競争にならなくなってしまう心配があるんですという以前に説明も受けたことあるんですよ。だけれども、そんなばかなことはねえはずだというふうに、私は申し上げてきたんですが、入札前に予定価格を業者に教えるというのは、法律的には合法ですというふうにどこに書いてあるのか、ちょっと教えて。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) お答えいたします。 建築工事に限らずでございますけれども、当然事前に設計をしておりますので、一定の金額の目安になるものはあるわけでございます。それに基づいて、こういう価格で工事を発注しますよということで事前に予定価格を公表すると。町の基準に基づいてやっているわけではありますけれども、透明性の確保という観点から、従来行っているものでございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 総務部長、その方法の問題なんかを俺聞いているんじゃなくて、法律的に違法性があるのか、ないのかというのを聞いているんですよ。例えば、入札契約をしなさいという法律は、さっき冒頭で申し上げたように、できるだけいいものを安くつくろうという狙いで、国も地方も全部入札制度というのを導入して、一般入札でやるか指名入札でやるかということになっているんでしょう。指名入札も特定業者を指名してやるから、談合になるから一般競争入札でやろうということが基本になって、今全国的にそうなってきているんですよ。 我が町は、依然として指名競争入札みたいなのが主流なのかなと、こう思っているんですよ。それで事前に、業者に建設予定価格はこれですから、皆さんで入札やってくださいと言うと、談合を誘発するみたいなやり方じゃないですか。だから、俺は法律的にはそんなことは許されないんだろうと思っているもんだから、お聞きしたんです。もう一回、法律の解釈を教えてください。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) 根拠法令でございますけれども、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律に基づいた、予定価格の公表であるというふうに理解をしております。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第8号 睦っ子児童クラブ建設工事請負契約の締結についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第13 議案第9号 社会資本整備総合交付金事業 公共下水道工事(北部第三排水区)請負契約の締結について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第13、議案第9号 社会資本整備総合交付金事業 公共下水道工事(北部第三排水区)請負契約の締結についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第9号 社会資本整備総合交付金事業 公共下水道工事(北部第三排水区)請負契約の締結についての提案理由を申し上げます。 北部第三排水区は、安塚南部地域の市街化区域16ヘクタールの雨水の排除を目的に、県道宇都宮・栃木線安塚バイパスの整備に合わせ、放流先である姿川から県道までの約1.7キロメートル区間の管渠を整備したところであります。 今回、提案をさせていただいた区間は、近年頻発しておりますゲリラ豪雨に対応するため、安塚南部地区の恒久的な雨水排水流末を確保する必要があり、雨水管を整備するものであります。 本工事は、下水道の大規模構造物で技術的難易度の高い特定建設工事であることから、壬生町建設共同企業体取扱要領に基づき、共同企業体を対象として一般競争入札を執行したところ、最低価格者でありました佐藤工業・稲葉建設特定建設工事共同企業体と3億470万円で工事請負契約を締結するものでございます。 つきましては、地方自治法第96条の規定により、議会の議決を得たく提案をした次第であります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第9号 社会資本整備総合交付金事業 公共下水道工事(北部第三排水区)請負契約の締結についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第14 議案第10号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第14、議案第10号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第10号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任についての提案理由を申し上げます。 本審査委員会は、固定資産課税台帳に登録された価格に関する不服を審査決定するため、地方税法第423条第1項の規定に基づき設置をされ、3名の委員で構成をされておりますが、このうち、大久保忠氏が2期目の任期満了を本年9月30日に迎えるところであります。 つきましては、大久保忠氏に引き続き活躍をされることを期待しており、再び選任をいたしたく提案をさせていただくものでございます。 氏の主な経歴を申し上げますと、昭和52年3月に国立小山工業高等専門学校を卒業後、同年4月から茨城県の常総開発工業株式会社勤務を経て、昭和60年4月に舘野建設株式会社に入社をされ、現在に至っております。 また、大久保氏は、平成5年3月に1級建築士の資格を取得をされ、建築物に関する専門的な知識や経験を有するほか、人格識見ともに高く、本委員会委員として適任者であると考えるところでございます。 つきましては、同氏を壬生町固定資産評価審査委員会委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の議決をいただきたく提案をした次第でございます。 よろしくご審議の上、ご同意いただくようお願いをいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第10号 壬生町固定資産評価審査委員会委員の選任についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。--------------------------------------- △日程第15 議案第11号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(楡井聰君) 次に、日程第15、議案第11号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第11号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての提案理由を申し上げます。 本町の人権擁護委員は現在8名の方がおりますが、そのうち鯉沼玲子氏の5期目の任期満了を本年12月31日に迎えるところであります。 つきましては、任期満了に伴い辞任をされます鯉沼玲子氏の後任として戸田光枝氏を推薦いたしたく提案したところでございます。 戸田光枝氏につきまして申し上げますと、氏は昭和51年3月に宇都宮大学教育学部を卒業された後、同年4月から杉並区立杉並第九小学校教諭として教育の場に踏み出しました。その後、栃木市立栃木第三小学校、壬生町立壬生東小学校、藤井小学校、安塚小学校で教鞭をとり、平成16年4月からは藤井小学校教頭に就任し、壬生小学校を経て平成22年4月から羽生田小学校校長として平成25年3月に退職をされるまで、本町の学校教育の発展にご尽力をされました。 また、退職後におかれましては、同年4月から4年間、壬生町適応指導教室「ひばり」の教育相談員を務められました。現在は壬生町選挙管理委員会補充員、壬生町個人情報保護審議会委員、壬生町情報公開審査会委員、栃木県学習支援等事業「学びの教室」学習支援員としても活躍をされている方であります。 氏は、人格識見や中立公正さを兼ね備えているとともに、社会事情にも精通をし、社会貢献の精神に基づいて、熱意を持って積極的かつ活発な人権擁護委員活動を行っていただけると考えましたので、ここに推薦いたしたく提案を申し上げた次第であります。 よろしくご審議の上、適任とのご意見を賜りますようお願いをいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第11号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての件を採決いたします。 本案は原案のとおり適任とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり適任とすることに決しました。--------------------------------------- △日程第16 議案第12号 令和元年度壬生町一般会計補正予算(第2号)決議について △日程第17 議案第13号 令和元年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)決議について △日程第18 議案第14号 令和元年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)決議について △日程第19 議案第15号 令和元年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)決議について △日程第20 議案第16号 令和元年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)決議について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第16、議案第12号 令和元年度壬生町一般会計補正予算(第2号)決議について、日程第17、議案第13号 令和元年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)決議について、日程第18、議案第14号 令和元年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)決議について、日程第19、議案第15号 令和元年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)決議について、日程第20、議案第16号 令和元年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)決議についての5議案を一括議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第12号 令和元年度壬生町一般会計補正予算(第2号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、税収の減額計上と主要な一般財源であります普通交付税の確定並びに平成30年度決算に伴い財源の全体的な見直しを行うとともに、令和元年10月から始まる幼児教育・保育無償化への対応、施設の適正な管理のために緊急を要する修繕、職員の異動等による職員給与費の過不足額を計上し、編成をいたしたところであります。 まず、歳出予算の内容につきまして、款ごとにご説明を申し上げます。 1款職員給与費では、4月の人事異動に伴う職員の配置状況に合わせて職員給与費の見直しと精査を行いました。 なお、職員給与費及び職員手当につきましては、2款以降の各費目につきましても、人事異動等に伴う過不足額を計上したところであります。 2款総務費では、まちづくり推進基金費において、寄付金の受領分のほか中型バスの物品売払収入を原資積立として計上したため、増額の計上となっております。 また、森林環境譲与税基金費においては、令和元年度より新たに創設をされた森林環境譲与税が町に譲与されますが、今年度の譲与税全額を積み立てるため、増額の計上となっております。 3款民生費では、平成30年度執行の事業費が確定をしたことによる国及び県への償還金を増額計上しております。 また、社会福祉費といたしまして、国民健康保険特別会計繰出金、後期高齢者医療特別会計繰出金及び介護保険特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正予算に伴う過不足額を計上いたしております。 また、児童福祉費では、幼保育無償化の準備等に必要な事務費を増額計上したほか、無償化対象となる子育てのための施設の利用給付費を新しく計上いたしました。 4款衛生費では、清掃費の清掃センター改修等工事におきまして、緊急の修繕を要する施設の工事費を計上するとともに、事業費が確定をした環境センター及びクリーンセンターの施設運転管理費を減額いたしました。 7款商工費では、観光振興団体助成事業におきまして、壬生町観光協会への補助金を増額し、イベントにおけるシャトルバスの運行等を予定しております。 8款土木費では、町道修繕事業におきまして、町道の緊急かつ適正な管理に要する工事請負費を増額計上するものであります。 また、都市計画費では、建築物耐震改修促進事業におきまして、木造住宅耐震改修事業補助金を増額計上したほか、六美町北部土地区画整理事業におきまして、事業の進捗に合わせ必要な工事を増額計上しております。 また、公共下水道事業特別会計繰出金では、特別会計の補正予算に伴い繰出金を減額するものであります。 9款消防費では、消防施設費におきまして、各種消防施設の運営に必要となった費用を計上いたしました。 10款教育費では、教育総務費において、不登校児童生徒の支援モデル事業を実施するための費用を新たに計上したほか、幼児教育・保育無償化事業において、無償化の対象となる方の幼稚園就園奨励費及びすこやか子育て支援事業費を減額いたしました。 また、小学校費及び中学校費において、緊急な修繕に必要な費用を増額計上したほか、エネルギー教育推進事業において、小学校の理科等の教科及び「総合的な学習の時間」に行われるエネルギーに関する学習を支援する費用を新たに計上いたしました。 また、保健体育費において、壬生町がオリンピック聖火リレーのコースに決まったことから、これを実施するための費用を新たに計上したほか、総合運動場駐車場整備事業において、地盤改良のために新たに必要となった経費を増額計上しております。 12款公債費では、町債元金償還費にて、平成30年度借入分の据え置き期間をなくしたことによる増額と利率見直しによる増額を計上するとともに、町債利子償還費では、利率見直しによる利子の減額と、平成30年度借入利率の確定による利子の減額をするものであります。 次に、歳入の主なものにつきまして、ご説明申し上げます。 1款町税では、法人町民税におきまして、業績減益となった企業の申告書が提出をされ、大幅な減収が見込まれることから減額計上いたしました。 2款地方譲与税、8款自動車取得税交付金、9款地方特例交付金、10款地方交付税におきましては、今年度交付額の見込みが国より提示をされましたので、それぞれ過不足額の補正をいたしております。 12款負担金及び分担金では、保育児童保育料において幼保育無償化の対象となる児童の保育料が無償化をされるため、減額計上いたしました。 14款国庫支出金では、交付額が決定をしたことによる増減並びに歳出の増減に伴う財源の見直しを行ったほか、民生費国庫補助金において、幼保無償化により保育料が無償化をされ減額となった保育料を補填するため、子ども・子育て支援臨時交付金を新たに計上いたしました。 15款県支出金では、歳出の増減に伴う財源の見直しを行ったほか、民生費県補助金において、幼保無償化に伴う財源の増減を計上いたしました。 16款財産収入では、公用車売払収入において、当初予算にて計上した中型バスの物品売払収入が想定より高額となり、差額を計上いたしました。 18款繰入金では、国民健康保険特別会計繰入金及び介護保険事業特別会計繰入金、後期高齢者医療特別会計繰入金につきまして、平成30年度特別会計決算に基づく精算額等を計上いたしております。 また、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算に伴う財源不足により、増額補正して予算を調製したところであります。 19款繰越金では、平成30年度の決算に基づく繰越額を計上いたしております。 20款諸収入では、雑入において幼保無償化によって保育料が無償化されても、従前と同様に負担をいただく副食費の負担額を新たに計上いたしました。 また、壬生町観光協会が実施をするイベントにおけるシャトルバスの運行等の財源となる周遊観光促進交通対策事業補助金を新たに計上いたしました。 21款町債では、国庫補助金の交付額決定や借入る起債の種別を変更したことによる増額を計上したほか、今回の補正予算に伴う財源不足を補うため、臨時財政対策債を増額計上しております。 これによりまして、一般会計補正予算第2号は、歳入歳出それぞれ2億4,399万7,000円を増額し、補正後の予算総額を137億8,310万5,000円とするものでございます。 次に、議案第13号 令和元年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正は、人事異動による職員給与費の補正のほか、平成30年度の事業実績確定による精算額を計上し編成をいたしたところであります。 まず、歳出から申し上げます。 1款総務費では、4月の人事異動により職員給与費及び総合事務組合負担金の増額や産前産後休暇による職員の欠員に対応するため、臨時職員1名の雇用費を計上したほか、賦課徴収費において制度改正により発生をしたシステム改修のための費用を増額計上いたしております。 8款諸支出金につきましては、平成30年度における県からの保険給付費等交付金のうち、普通交付金の精算による償還金を増額計上するとともに、これを踏まえた平成30年度一般会計繰入金の精算により、一般会計繰出金を増額計上いたしております。 次に、歳入について申し上げます。 4款県支出金につきましては、特別交付金において歳出で計上いたしました賦課徴収にかかわるシステム改修費用に対する補助金部分を増額計上したほか、平成30年度の特定健康診査等負担金に係る精算により生じた追加交付金を計上いたしております。 7款繰入金では、歳出補正に併せ、職員給与費等繰入金を増額計上いたしております。 また、必要経費を賄うため、その他繰入金を増額計上いたしております。 8款繰越金では、平成30年度剰余金を一般被保険者繰越金及び退職被保険者繰越金に増額計上いたしております。 9款諸収入では、平成30年度に概算で支払った医療給付費の精算により発生する栃木県国民健康保険団体連合会からの返還金を計上いたしております。 これによりまして、国民健康保険特別会計補正予算第1号は、歳入歳出それぞれ5,203万6,000円を増額し、補正後の予算総額を44億1,149万7,000円とするものであります。 次に、議案第14号 令和元年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、施設の適正な維持管理上、緊急を要する修繕工事費用等を計上し、編成をいたしたところであります。 まず、歳出から主な内容を申し上げます。 1款総務費のうち、一般管理費の職員給与費及び総合事務組合負担金につきましては、所要額を精査し、過不足額を計上いたしております。 2款公共下水道費のうち、終末処理場管理費といたしまして汚泥脱水機の故障により2台のうち1台のみ稼動している状況のため、凝集槽攪拌機及び脱水機制御盤比率設定器の修繕に要する費用を計上いたしております。 管渠築造費といたしましては、職員給与費の所要額を精査をし、過不足額を計上いたしております。 また六美町北部土地区画整理地内の道路計画の変更により下水道の管路計画に変更が生じ、雨水及び汚水管渠実施設計修正業務委託に要する費用を計上いたしております。 4款公債費では、地方債の借入額及び借入利率の確定により、償還金利子を減額計上いたしております。 次に、歳入について申し上げます。 5款繰越金では、平成30年度の決算により繰越額が確定をしたことから増額計上いたしております。 7款町債では、事業費の増により公共下水道事業債を増額計上いたしております。 4款繰入金では、今回の補正予算に伴い、一般会計繰入金を減額計上し調整をいたしたところであります。 これによりまして、公共下水道事業特別会計補正予算第1号は、歳入歳出それぞれ926万7,000円を増額し、補正後の予算総額を15億7,277万7,000円とするものであります。 次に、議案第15号 令和元年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、主に平成30年度の事業実績が確定したことによる精算のための所要額を計上し、編成をいたしたところであります。 まず、歳出の主なものから申し上げます。 1款総務費では、4月の人事異動に伴う人員の変更により、給与費等を減額しております。 また、介護保険制度改正に伴い、介護保険システムの改修をするため介護システム改修業務委託料を増額計上いたしております。 2款保険給付費では、介護認定において、要支援1・2と認定をされた方が受ける特定入所者介護予防サービス費に不足が生じるため、増額計上いたしております。 3款地域支援事業費では、要援護者管理業務地図システムをバージョンアップするため改修に係る委託料を増額計上いたしております。 4款基金積立金では、平成30年度の介護保険料及び保険給付費等の確定に伴い、介護保険基金積立金を増額いたしております。 5款諸支出金では、平成30年度の保険給付費等の実績が確定したことから、国・県等の負担金及び一般会計操出金を精算し、返還するものであります。 次に、歳入について申し上げます。 2款国庫支出金におきましては、介護給付費負担金、地域支援事業交付金及びシステム改修委託料への補助分を増額計上いたしました。 4款県支出金におきましては、システム改修委託料への補助金を除き、ほぼ同様にそれぞれ増額計上いたしております。 3款支払基金交付金では、これらのほか、平成30年度の事業実績が確定したことにより、平成30年度分介護給付費交付金及び地域支援事業支援交付金を増額いたしております。 7款繰入金では、それぞれの給付費及び事業費の増減により介護給付費繰入金、地域支援事業繰入金、その他の一般会計繰入金を増額計上いたしました。 また、職員給与費等繰入金を減額計上いたしました。 8款繰越金では、平成30年度の決算に伴い繰越金の額が確定をいたしましたので、増額計上いたしております。 これによりまして、介護保険事業特別会計補正予算第1号は、歳入歳出それぞれ6,786万5,000円を増額し、補正後の予算総額を30億7,815万2,000円とするものであります。 次に、議案第16号 令和元年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)決議についての提案理由を申し上げます。 今回の補正は、職員給与費等及び口腔健診にかかわる見込額を精査したほか、平成30年度の事業実績確定による精算額を計上し、編成をいたしたところであります。 まず、歳出から申し上げます。 1款総務費では、4月人事異動に基づく精査により、職員給与費及び退職手当組合負担金を補正いたしております。 2款後期高齢者医療広域連合納付金では、栃木県後期高齢者医療広域連合へ納付すべき保険料について、平成30年度分の保険料収入を精算し増額計上いたしております。 3款保健事業費では、後期高齢者の口腔健診につきまして、実施状況の精査により受診見込み数を上方修正し増額計上いたしております。 4款諸支出金では、一般会計操出金について、平成30年度の一般会計繰入金の精算額により増額計上いたしております。 次に、歳入について申し上げます。 2款繰入金におきましては、職員給与費等や保険事業費の歳出補正に併せまして、事務費繰入金を増額計上いたしております。 3款繰越金では、平成30年度の決算剰余金を増額計上いたしました。 4款諸収入では、口腔健診の増額補正に伴いまして後期高齢者医療広域連合からの受託料を増額計上いたしております。 これによりまして、後期高齢者医療特別会計補正予算第1号は、歳入歳出それぞれ256万8,000円を増額し、補正後の予算総額を4億6,382万8,000円とするものであります。 以上、一般会計補正予算及び各特別会計補正予算につきましてご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いをいたします。 ○議長(楡井聰君) ここで休憩といたします。 再開は午後1時10分といたします。 △休憩 午後零時08分 △再開 午後1時10分 ○議長(楡井聰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 まず、議案第12号 令和元年度壬生町一般会計補正予算(第2号)決議について行います。 落合誠記議員。 ◆16番(落合誠記君) 23ページなんですが、歳入のところの周遊観光促進交通対策事業補助金なんですが、この歳入ということで、どちらからの歳入になるのか等、どういった事業に充てられる補助金なのか、その詳細についてお願いいたします。 ○議長(楡井聰君) 太田弘人商工観光課長。 ◎商工観光課長(太田弘人君) 落合議員のご質問にお答えいたします。 本事業は、「本物の出会い 栃木」デスティネーションキャンペーン実行委員会から交付する周遊観光促進交通対策支援事業補助金を活用する事業です。当該事業に要する経費の2分の1以内で、1市町の単独事業については上限100万円が補助されます。主に主要駅等から観光地を結ぶ二次交通的なもの、観光協会が関係するようなイベントを開催時に、駅から会場までのシャトルバスの運行やニーズが高まっているインバウンド対応に向けたモニターツアーなどとPRチラシの作成等などに使用し、町内の周遊観光の促進を図ることを予定しております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 落合誠記議員。 ◆16番(落合誠記君) DCもあったということで、もう終わっているわけなんですが、今後については、これは例えばDCの期間限定ということの理解でいいのか。それとも、今後このような補助金として継続的なそうした事業の推進がなされるのか、確認したいと思います。 ○議長(楡井聰君) 太田弘人商工観光課長。 ◎商工観光課長(太田弘人君) この名称で使われている事業につきましては、昨年度、今年度となっておりまして、DC、デスティネーションキャンペーン実行委員会のほうからの補助金というのは今回が最後ではないかと思っております。また、その以降の事業につきましては、県の動向いかんになると思います。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 遠藤恭子議員。 ◆4番(遠藤恭子君) 25ページの地域おこし協力隊推進事業なんですけれども、道の駅みぶと書いてあるんですけれども、詳細を教えてください。 あと、37ページなんですけれども、先ほど町長の説明でちょっと聞き逃しちゃったのかもしれないんですけれども、不登校の支援モデル事業の実施ということを説明されていたと思うんですけれども、どこの部分だったのかということをちょっと再度確認したいのと、その不登校の支援モデル事業を実施というところの詳細を聞かせてください。お願いします。 ○議長(楡井聰君) 太田弘人商工観光課長。 ◎商工観光課長(太田弘人君) 遠藤議員ご質問の25ページ、道の駅みぶにつきまして、道の駅みぶ「みらい館」に配属されました地域おこし協力隊員1名にかかる費用です。こちらで今回、今まで旅費として、費用弁償として出していたものを、今回研修に参加されるということで、負担金として支払うためのものです。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 赤羽根学校教育課長。 ◎学校教育課長(赤羽根和男君) 不登校児童・生徒への支援モデル事業につきましては、37ページ真ん中あたりにあります家庭教育相談事務費の中の報償費と消耗品が今回の計上となっております。報償費につきましては、不登校児童への家庭訪問といたしまして、家庭教育支援員報酬として12万2,760円、専門家謝金として50万4,000円を計上しております。消耗品につきましては、モデル事業に係る消耗品を計上しております。こちらの事業につきましては県からの委託になりますので、21ページの上から2行目のいじめ対策等生徒指導推進事業委託金63万9,000円が事業費となっております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 玉田秀夫議員。 ◆8番(玉田秀夫君) 41ページ、オリンピック聖火リレー実施事業のこの事業内容についてお伺いいたします。 ○議長(楡井聰君) 池田茂スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(池田茂君) ご質問にお答えいたします。 オリンピック聖火リレー事業につきましては、現在、壬生町で令和2年3月30日に壬生町本町をリレーコースが通るということで発表されてございます。今回の補正予算で、この事業のために本町のリレーコースにおけるゴール地点でリレー走者を迎え入れるためのイベントを実施するということで補正予算として計上したものでございます。 また、聖火リレー自体は、国のオリンピック組織委員会及び栃木県が運営しますが、リレーコースの沿道警備、広報活動等に係る経費につきましては実施市町が負担することとなるため、必要と見込まれる経費について計上したものでございます。主な経費としましては、先ほど申し上げましたゴール地点でのイベントの企画・運営に係る委託料、コースの沿道警備に係る業務委託料、PR用の横断幕、のぼり旗等の作成費、またスタッフのユニフォーム等の作成費用に係る経費を計上してございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 玉田秀夫議員。 ◆8番(玉田秀夫君) 選手は何人ぐらい走るかというのはまだ決まっていないんですか。 ○議長(楡井聰君) 池田茂スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(池田茂君) お答えいたします。 現在決定されておりますのは、3月30日に壬生町で実施されるということで、コース及びその時間とリレーを走る人数等については公表されておりません。県のほうでは、今年12月ごろに公表になるということで聞いてございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 2点ほどお伺いします。 32ページのクリーンセンターの管理業務で運営委託なんですが、当初予算からこの9月議会で1,200万円の減額というのは事業確定というところの説明だったんですが、どのような内容の変更だったのか教えてください。 それから、40ページ、運動場整備事業ということで、当初、遅れていたようなんですが、実施に移るということなんですが、ここでお尋ねしたいのは、まだ設計図を見せてはいただいていないところなんですけれども、障がい者用の駐車スペースというのは確保をされているのか。実は、昨日ソフトボール大会に参加したときに、体育館の前には障がい者用の枠がなくてちょっと困ったものですから、ここら辺はどのように予定しているのか、わかっている範囲で教えてください。 以上、2点です。 ○議長(楡井聰君) 川又孝司生活環境課長。 ◎生活環境課長(川又孝司君) 小牧議員のご質問にお答えします。 クリーンセンターの維持管理費の減額補正につきましては3年間の長期継続ということで、平成28年から令和元年5月までにつきましてやっていたものが終了しましたことから、新たに入札により管理業者を選定しまして、入札率が57.88%ということで低かったものですから、当初予算で計上しておりました額から、その差額となる分を今回減額するものであります。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 池田茂スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(池田茂君) 駐車場整備の身障者用の駐車升ということですが、この事業によりまして、5台の身障者用駐車場を整備することとしてございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。
    ◆6番(小牧敦子君) では、クリーンセンターのほうのお話しをちょっとお伺いしたいんですが、先ほど同僚議員からも入札に関しての予定価格ということだったんですが、今回は3年またぎの長期の契約で事業確定して、新たな業者選定だったわけですよね。これって、入札率が57.8%でかなり低い、行政としてはありがたいところなんですが、これというのは、予定価格というのは発表はされていなかったんですか。 ○議長(楡井聰君) 川又孝司生活環境課長。 ◎生活環境課長(川又孝司君) 予定価格については、事前公表ではなかったと思います。 それで、随分低いということなんですが、他社の入札状況によります落札状況なんですが、今回落札しました業者につきましては先ほど言いました57.88なんですが、その他の2番、第二順位につきましては84%、第三順位からは90%台となっておりまして、この落札した業者が57.88と一番低い、随分低いような状況になってございます。 この入札につきましては、クリーンセンターと環境センターを合わせた2施設同時の入札となっております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 田部明男議員。 ◆2番(田部明男君) 29ページの障害者福祉費の中の障害児通所給付事業なんですが、現在、何箇所に何人ぐらいのお子さんが通っていらっしゃるんですか。 ○議長(楡井聰君) 熊倉律子健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(熊倉律子君) 田部議員のご質問にお答えいたします。 今現在、通っている人数ですけれども、こちら放課後デイサービス事業、もう一つ、児童発達支援事業のほうの合計合わせまして、今現在93名程度の支給決定をしております。その方が各自事業所のほうと契約をして利用されている状況です。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 坂田昇一議員。 ◆7番(坂田昇一君) 35ページの町道修繕事業において、3,026万1,000円増額計上されています。何路線でどのような工事をするのかお伺いしたいと思います。 ○議長(楡井聰君) 佐々木正裕建設課長。 ◎建設課長(佐々木正裕君) 坂田議員ご質問の町道の関係についてお答えを申し上げます。 今回の補正予算では、6路線を計上させていただきました。内訳につきましては、舗装修繕工事が5箇所、区画線修繕工事が1箇所となっております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 田村正敏議員。 ◆9番(田村正敏君) まず一点目が、先ほど田部議員がご質問しました障害児通所給付事業93名ということなんですが、3,300万の増額の理由というか、どのような状態、現状でそれだけ増えたのか、その傾向の内容を教えていただきたいのと、17ページ歳入のほうで、法人税割の歳入が9,000万円の減というのは大変大きい額なんですが、大体予想はつくんですけれども、一体どんな理由だったのかと今後の傾向、どんなふうに、9,000万というと結構大きいので、次年度以降どんなふうな傾向で考えているのか。 同時に、普通交付税も968万円、これも減額になっているんですが、町税が増えて減額になるというのはあることなんですが、町民税のほうも法人税が減って、交付税もさらに減っているということでこれも大きいかと思うんですが、これもどのような理由で減ったのか、今後の傾向はどうなのか、教えていただきたいと思います。 ○議長(楡井聰君) 熊倉律子健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(熊倉律子君) 田村議員のご質問にお答えいたします。 障害児通所給付事業補助費の増額についてなんですけれども、現在、放課後等デイサービス事業を利用されている方の人数が、今現在40名。放課後等デイサービスは、主に就学後のお子さんの利用になるんですけれども、40名と見込んだところ、現在、利用の希望もありまして、今後増えると見込み、57名と見込んでおります。そこで、放課後等デイサービスの延べ日数2,450日増えると思い、2,259万1,956円を増額しました。 また、児童発達支援事業、こちらは未就学児のお子さんが利用される事業なんですけれども、現在こちらのほうを利用されている方が27名いらっしゃるんですけれども、今後31名に増えると見込みまして、こちらのほうは延べ日数が538日増加すると思い、918万9,024円を増額しているものでございます。こちらのほうの利用については、保護者の方のご理解等も深まっていることなどから、今後また増大していくと見込まれます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 小谷野紀雄税務課長。 ◎税務課長(小谷野紀雄君) 田村議員ご質問の第二点目、法人町民税の減額補正についてでございますが、今回の減額補正につきましては、大口法人の平成30年度事業実績に基づき提出をされました法人町民税の確定申告による納付額が当初見込みより大幅に減額となりまして、要因といたしましては、国際情勢等による企業業績の悪化によるものと思われますが、その関係で減額補正をしたものでございます。 また、今後の見通しということでございますが、これにつきましても今後の経済情勢、あるいは国際情勢等で大きく影響があるものと考えております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 大垣勲総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 三点目、普通交付税の減った理由及び今後の動向についてお答えいたします。 普通交付税につきましては、今回補正予算で968万2,000円の減ということではございますが、全体では8億5,000万ほど普通交付税を計上しておりまして、いろいろ条件も加えながら予算のときには算出はしておりますが、1%、今日の金額ということで積算の中の誤差ではないかというふうには分析しているところでございます。 あと、二点目の今後の見込みではございますが、今後、法人住民税につきましては本年度より減少することが見込まれており、また固定資産税につきましては、課税免除も終了し増額が見込まれております。普通交付税につきましては、さらに減少するものというふうに見込んでいる状況でございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 川又孝司生活環境課長。 ◎生活環境課長(川又孝司君) 先ほど小牧議員の質問の中にありました入札の予定価格の公表関係なんですが、訂正させていただきたいのですが、入札通知書のほうには予定価格ということで事前の金額が入っております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 鈴木理夫議員。 ◆13番(鈴木理夫君) 27ページの本庁舎土地利活用調査研究業務委託料の50万ということですが、この種の業務委託をするのに町としてはこんなふうに、こんな方向性とかって、そういうのも含めて委託をするのかどうか。新庁舎の建設とあわせてこの跡地がどうなるかというのは町民の方の関心、非常に高いと思いますが、そこら辺をちょっとお伺いできればというふうに思います。 ○議長(楡井聰君) 大垣勲総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 鈴木議員のご質問にお答えいたします。 本庁舎跡地の利活用ということで、本年度より本格的に活動を始めたところでございます。 本年度になりまして、検討委員会、外部の委員さんを選任いたしまして、議論を始めているところでございまして、さらにその下部組織としましてはワーキンググループを設置し、そちらもやはり地元や団体の方から選任させていただいているところでございます。こちらの本庁舎の跡地につきましては、やはり旧壬生町内からしますと、地域活性化の拠点になるべきものというふうには我々のほうでも捉えておりまして、今年度中には跡地の整備の施設の概要のほうは決定していきたいというふうに考えております。 ただ、今後、本庁舎の整備やいろいろ大規模事業等もありまして、なかなか予算も厳しい状況もございますので、基本的には耐震基準を満たしている施設を残しながらそちらをリノベーションし、町民や外部の方を呼び込める施設をつくりたいというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、議案第13号 令和元年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)決議について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、議案第14号 令和元年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)決議について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、議案第15号 令和元年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)決議について行います。 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 12ページの3款地域支援事業、先ほどの提案理由に、認知症の施策推進事業の中で要援護システム改修委託料、これをバージョンアップをするということで増額になっています。もう少し、今までの事業に比べてこういうことができるようになるという、そういった詳細を教えていただければと思います。お願いします。 ○議長(楡井聰君) 熊倉律子健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(熊倉律子君) 小牧議員のご質問にお答えいたします。 今回の補正によるシステム改修につきましては、見守り隊の入力をしているゼンリンのシステムが今回バージョンアップする必要があるということで補正に上げさせていただきました。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、議案第16号 令和元年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)決議について行います。 田村正敏議員。 ◆9番(田村正敏君) 11ページの口腔健診委託料が増額補正されておりますが、今年度の新規事業だと思うんですけれども、増額ということは受診者数が増えているということだと思うんですが、現場の反応というか利用者の声などありましたら聞かせていただければと思います。 ○議長(楡井聰君) 平石二美夫住民課長。 ◎住民課長(平石二美夫君) お答えいたします。 高齢者の口腔健診につきましては、当初、受診率10%ということで見込んでいたんですけれども、実績で27.1%ということで4、5月分受診率があったものですから、それを勘案しまして受診率を上方修正し、25%ということで予算を見直しました。全体で520名のうち受診率25%ということで130名の受診人数を予定しておりますので、その分増額ということになっております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 まず、議案第12号 令和元年度壬生町一般会計補正予算(第2号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第12号 令和元年度壬生町一般会計補正予算(第2号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号 令和元年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第13号 令和元年度壬生町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号 令和元年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第14号 令和元年度壬生町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号 令和元年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第15号 令和元年度壬生町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に議案第16号 令和元年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)決議について、本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第16号 令和元年度壬生町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)決議についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第21 議案第17号 平成30年度壬生町水道事業会計未処分利益剰余金の処分について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第21、議案第17号 平成30年度壬生町水道事業会計未処分利益剰余金の処分についての件を議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第17号 平成30年度壬生町水道事業会計未処分利益剰余金の処分についての提案理由を申し上げます。 地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、平成30年度壬生町水道事業会計未処分利益剰余金2億7,669万4,160円について、処分を行うものであります。 まず、未処分利益剰余金の内訳について申し上げますと、当年度純利益1億4,998万9,213円、前年度繰越利益剰余金2,670万4,947円、そのほかの未処分利益剰余金変動額1億円となっております。 この末処分利益剰余金2億7,669万4,160円のうち減債積立金に5,000万円、建設改良積立金に5,000万円をそれぞれ積み立て、資本金に1億4,964万8,981円を組み入れ、残余の2,704万5,179円を処分後残高として、繰越利益剰余金とするものであります。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願いいたします。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 剰余金処分の提案ですけれども、議会の全協で議案確定したときによく見ておけばよかったと、議長のほうにも事前に申し上げた経過がありますが、決算をする前に剰余金処分案を先に議案として提出するというのは逆さまなやり方ではないのと、こういうふうに申し上げました。 今日は監査委員の熱田さんも、見識のある方が出席されていますので、改めて後で監査委員見解も決算で、お尋ねしたいと思っていますが、これ剰余金処分というのは一つの事業会計が決算処理の段階で、一つの処理方法の問題として処分計算をする、決算書を提出する、それから処分書も提出する。これは一連の決算事務なんですね。ですから、剰余決算処理が終わる前に、決算が提案される前に、剰余金処分案が先に先行して決めるというのはあり得ないことだと。民間企業ではこんなことは絶対ないと、こんなふうに確信を持っているものですから、公営企業法でも提出書類として、書類ですよ、我が町の条例でも公営企業の水道事業会計の一連の決算処理に対する提出書類が記載してあります。この中には決算の提案と同時に剰余金処分の計算書も提出することに記載されているんですよ。 と離れて、先行して処分案だけが議案として提出されることは逆さまのやり方だというふうに私は思っているので、この見解が、私が間違っているのか、そちらの判断が正解なのかよくわかりませんが、もう一回このことについて、今後もつながっていきますので、改めてお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) お答えいたします。 地方自治法の第222条第1項におきまして、予算を伴う条例、規則等についての制限が定められております。その中で条例、その他議会の議決を要すべき案件が新たに予算を伴うこととなるものであるときは、必要な予算上の措置が的確に講ぜられる見込みが得られるまでの間は、これを議会に提出をしてはならないというふうにされております。 この解釈につきましては自治省の通知によりまして、予算上の措置が的確に講じられる見込みというのは関係予算案が議会に提出されたときを言うというふうにされております。さらに同一会期中であれば議案の順番は問題ないということでございます。したがいまして、本案につきましても決算認定との関係、これは同一会期中であり、議案の順番は問題ないというふうに考え、上程させていただいております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 総務部長、予算の話じゃないんですよ。財産処分の話ですから。決算に伴う財産処分の扱いを、決算が正式に議会でも議論もされていない承認もされていないのに、抜き出して余ったお金の処分だけ先行して議案として提出するというやり方は、法律のどこにも書いていないと思うんですよ、そんなことは。 だから私は今、総務部長が提案したように、予算案は議決予算の扱い方というのはある程度理解しているつもりですが、決算ですから、これは。決算に伴う余った金の処分ですから。それはどこに積み立てるか、どう使うかというのも出てきますが、その余った金の処理をどうするかというときに、予算審議じゃなくて決算審議ですから、決算審議の場合は、公営企業法に基づいて水道会計の決算書というのがまず出てくるんですよ。その決算書の中に剰余金処分計算書とか、処分書だとかというのが決算の一連の書類として提出すべきものなんですよ。そういうふうに法律にも、町の条例にも書いてあるでしょう、明確に。それが切り離して先行的に処分を議案として出すというのは、私は扱いとしては間違いと、こういうふうに断言をせざるを得ないですよ。 これは今、総務部長答弁は後で改めて詳しく検証しますけれども、そういう扱いのものだと、こういうふうに明確に申し上げて、これ以上、質疑討論みたいなことはできませんので、一応私の質問はそこまでにしておきます。 ○議長(楡井聰君) 林光一水道課長。 ◎水道課長(林光一君) 企業会計の観点からご説明したいと思います。 平成28年の全員協議会の中で出した資料ですけれども、未処分利益剰余金の処分についてという一連の流れを、元議員さんのご質問がありましたので、改めて書類をもって説明したところでございます。 確認いたしますと、議員ご指摘のように企業公営法に基づきまして決算書を作成し、その後監査委員さんの審査を付して議会の認定という流れでございますけれども、法の中の予定しているところでは、まず剰余金の処分を、議決をもらってくださいというふうに書いてございます。その後、監査委員の審査に付して決算認定という流れが法の解釈というところでございます。 ただし壬生を含めて、他の市町でも監査委員さんの審査の時点におきましては、剰余金の処分の議決を経ておりませんで、その段階では案という形で処理はしていただいてございます。その後、剰余金の割り振りの形については監査委員さんは議会の議決で、このようになればという前提で審査していただいているところでございますので、今回第17号でしたか、で処分の議決をいただいて、そこで初めて処分の案が消えまして、決算認定という段取りになっていくかと思います。当時の資料を後でお渡ししたいと思いますので、確認していただけばと思います。以上です。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 本案は討論を省略して採決したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 これより議案第17号 平成30年度壬生町水道事業会計未処分利益剰余金の処分についての件を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第22 議案第18号 平成30年度壬生町一般会計歳入歳出決算認定について △日程第23 議案第19号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について △日程第24 議案第20号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について △日程第25 議案第21号 平成30年度壬生町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について △日程第26 議案第22号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について △日程第27 議案第23号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について △日程第28 議案第24号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について △日程第29 議案第25号 平成30年度壬生町水道事業会計決算認定について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第22、議案第18号 平成30年度壬生町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第23、議案第19号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第24、議案第20号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第25、議案第21号 平成30年度壬生町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について、日程第26、議案第22号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第27、議案第23号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第28、議案第24号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第29、議案第25号 平成30年度壬生町水道事業会計決算認定についての8議案を一括議題といたします。 職員に議案を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 議案第18号 平成30年度壬生町一般会計歳入歳出決算認定について、議案第19号 平成30年度壬生町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第20号 平成30年度壬生町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第21号 平成30年度壬生町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について、議案第22号 平成30年度壬生町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第23号 平成30年度壬生町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第24号 平成30年度壬生町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第25号 平成30年度壬生町水道事業会計決算認定についての8議案について、一括して提案理由を申し上げます。 一般会計及び6特別会計の歳入歳出決算については会計管理者より、水道事業会計決算については水道事業者より提出がなされましたので、地方自治法第233条第2項及び地方公営企業法第30条第2項の規定により、監査委員の審査に付したところでございます。 ここに、監査委員の長期にわたる審査に基づく決算審査意見書をつけ、議会の認定をいただきたく提出した次第であります。 よろしくご審議の上、ご承認くださるようお願いいたします。 なお、先に議決いただきました議案第17号に関連いたしまして、別冊資料平成30年度壬生町決算書の259ページ、平成30年度壬生町水道事業剰余金処分計算書(案)の(案)を削除してくださるようお願いいたします。 ○議長(楡井聰君) 地方自治法第121条の規定により、監査委員の出席をお願いしております。 各会計歳入歳出決算等に係る審査結果についての報告を求めます。 監査委員、市川義夫議員。     〔監査委員 市川義夫君登壇〕 ◆監査委員(市川義夫君) 監査委員を代表しまして、「平成30年度壬生町一般会計並びに特別会計決算に係る審査及び基金運用状況に係る審査」、「水道事業会計決算に係る審査」、「決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の審査」に係る意見書を町長に提出いたしましたので、ご報告申し上げます。 決算審査及び基金の運用状況に係る審査につきましては、7月11日付けを持ちまして、町長から、地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項、並びに地方公営企業法第30条第2項に基づく審査依頼を受けて実施したものでございます。 審査は、7月18日から8月2日までの期間に実施し、審査結果及び審査に係る意見につきましては、去る8月26日に、決算審査意見書として町長に提出したところであります。 なお、審査に当たりましては、各会計の「歳入歳出決算書」、「歳入歳出決算事項別明細書」、「実質収支に関する調書」及び「財産に関する調書」並びに「各基金の運用状況を示す書類」が、関係法令で定める様式を基準として作成されているか確認するとともに、これらの計数が正確であるかどうか、また、事務事業の計画に対する取り組みは妥当であったかなど、必要に応じ、関係書類、関係諸帳簿等の提出を求め、適宜、担当職員の説明を聴取して確認をしたほか、定期監査や例月現金出納検査の結果等も参考にして、審査を実施いたしました。 その結果、審査に付されました各会計の「歳入歳出決算書」、「歳入歳出決算事項別明細書」、「実質収支に関する調書」及び「財産に関する調書」は、いずれも、地方自治法、地方公営企業法及び同法施行令等に準拠して作成されており、決算計数につきましても、関係諸帳簿、証書類と合致しており、誤りのないものと認められ、予算の執行に関する事務処理は概ね適正であると認められました。 次に、審査意見の概要について申し上げます。 平成30年度は、壬生町「第6次総合振興計画前期基本計画”壬生創生プラン”、子育て・健康・壬力がキラリ 幸せ実感 住みよい ”壬生町”」 の折り返しとなる3年目であり、地方を活性化する地方創生が求められている中で、今までのまちづくりを引き継ぐとともに、住民とともに“躍働観”にあふれるまちづくりに、引き続き取り組んだ年となりました。 基本構想で将来都市像として掲げた「住み続けたい。住んでよかった。」、そして「住んでみたい。」と思える壬生町の実現を目標として予算に反映させることを基本とし、事業の選択と集中を図り、財政の健全性の確保に留意しつつ、組み立てられた予算となっており、一般会計132億4,436万5,000円、特別会計98億3,016万1,000円、総額230億7,452万6,000円の予算現額により執行されております。 この結果、一般会計の歳入総額は132億6,156万9,310円で、調定額に対する収入割合は96.2%、歳出総額は126億7,852万3,122円で、予算額に対する執行率は95.7%となっており、翌年度への繰越額2億1,170万407円を差し引いた不用額3億5,414万471円につきましては、予算の2.7%となっております。 また、国民健康保険特別会計を含めた6つの特別会計につきましては、これらの歳入総額が96億7,494万2,023円で、調定額に対する収入割合は95.6%、歳出総額につきましては96億933万936円で、執行率は97.6%となっており、これらの歳入歳出決算につきましては、いずれも議決された予算に則して執行されたものと認められました。 なお、町の財政構造につきましては、財政運営の弾力性を測定する指標である経常収支比率について、前年度より0.3ポイント改善し88.2%となりましたが、依然として高い領域にありますことから、引き続き財政運営における弾力性の回復に向けて、経常経費の抑制・削減に努められますよう求めました。 また、財政力指数につきましても、0.780で、前年度より0.056ポイント上がっており、引き続き町の財政力の強化に向けた新たな自主財源の創出、地道な税収等の確保等に向けた取り組みの必要性について、意見を付したところであります。 景気は緩やかな回復が続くことが期待されているとされ、本町においても個人町民税、法人町民税、固定資産税等において前年度を上回るなど、自主財源の確保が進んでいるところです。 歳入においては、景気の動向により、自主財源である税収は上向きではあるものの、地方交付税や国県支出金等の依存財源については減少傾向であり、財源が大幅に増加することは難しい一方、歳出においては扶助費の増大、特別会計への繰出金、さらには老朽化した公共施設の更新等、今後の行財政経営は極めて厳しい状況にあると思慮されるところであり、これらの課題について適切な対応が求められております。以前から取り組んでいる、人件費及び扶助費の見直しやランニングコストの縮減、スクラップ・アンド・ビルドの徹底などのほか、補助金等のさらなる整理合理化、特別会計等の自立性の促進等を進めることが重要であると考えます。 このような状況の中、本町においては全庁を挙げて良質な町民サービスの提供に努めるとともに、その担い手としての責任と誇りを支えに、これまで以上に堅実な行財政運営に取り組んでいただくことが肝要であります。今後も、選択と集中を繰り返す中、事業の必要性のほか経済性、効率性及び有効性などに十分配慮し、町民との信頼関係に基づいた健全かつ持続可能な行財政運営と人材育成を推進し、町政の発展と町民福祉の増進に努められるよう期待するところであります。 次に、水道事業会計について申し上げます。 審査に当たりましては、効率性や経済性、公共性など、企業会計の原則に着目し、経営成績及び財政状態に関する書類について確認いたしました。 会計事務は、地方公営企業法第3条に規定する経営の基本原則の趣旨に従って処理されているものと認められました。 まず、経営成績として損益計算書を基に確認をしました。営業収益は増加し、営業費用は経費を抑えたことにより、当年度は、前年度決算を上回る1億4,998万9,213円の純利益が計上となり良好な経営がなされているものと認められました。 次に、財政状態として貸借対照表をもとに確認をしました。固定資産については、前年度と比較すると、936万4,596円増加し、流動資産も、520万3,394円増加していました。 負債は、前年度と比較すると、1億3,542万1,223円減少し、資本は、前年度と比較すると、資本金は1億1,947万2,841円増加し、剰余金は3,051万6,372円増加していました。 また、個別に「短期的な債務に対する支払能力を示す指標」としての流動比率についてみてみました。決算審査意見書7ページの表5に示したとおり、流動比率は、528.86%となっており、比率200%以上が、支払い能力は安全と言われていることから、十分な能力があると確認しました。 次に「経営の柔軟性を表す指標」としての、固定資産構成比率をみてみました。意見書8ページ表6に示したとおり83.81%でありました。あわせて「事業の固定的・長期的安全性を見る指標」としての、固定資産対長期資本比率も見てみますと、86.45%でありました。いずれの指標も100%以下であることが望ましいとされていますので、経営的に問題ないと確認しました。 現在は健全な経営状態を維持していますが、今後の水道事業につきましては、大幅な給水収益の伸びは期待できない状況であります。 また、南部配水場更新事業を実施することに加え、重要施設配水管の耐震化、老朽管の更新等に多額の資金が必要になることにより企業債残高の増加が見込まれます。これらを踏まえさらに効率的な事業の推進及び費用の節減により、健全性の維持向上に努め細心の注意をもって経営に当るよう要望いたしました。 以上、各会計における審査及び審査結果意見書の概要を申し上げましたが、これまでにも報告しましたとおり、今後も行政経営は極めて厳しい状況にあることが懸念される一方で、住民ニーズの多様化に伴う新たな財政需要等も増えてくることが想定されます。 特に行政コストの増大が見込まれることから、事務執行には一層の効率化が求められる状況にあり、大きな歳入増が見込めない中にあって、諸施策を推進していくためには、人材と組織力の強化、そして職員の意識改革が鍵と思われます。また、行政運営の基本となる、条例、規則を始めとする各種規定については、刻々と変化する社会情勢に敏感に対応し、常に時代に即した内容となるよう注意を払い、さらなる住民サービスの向上につながるよう適切な対応を求めました。 今後も国内外の社会経済環境を初め、大きな時代の流れを見誤ることなく的確に読み取り、組織の現状分析・改善を持続的に展開しながら、歳入に見合った歳出の徹底による経費削減など、引き続き財政健全化に取り組むとともに、効率的・効果的な予算執行に努め、将来を見据えた事業の選択と重点化など、限りある財源を最大限有効に活用し、最少の経費で最大の効果を上げられるよう、積極的に事業展開されること、さらに、現在進行中の大事業、また近い将来実施予定の大事業に鑑み、歳入の拡大につながる事業展開を望むところであります。 次代を担う世代に「夢と希望」を引き継げるよう、町民福祉の充実・向上を図り、真に町民に必要な町民満足度の高い行政サービスを的確に提供することで、「住みつづけたい、住んでよかった。」そして「住んでみたい。」、「子育て・健康・壬力がキラリ幸せ実感 住みよい “壬生町”」にふさわしい唯一無二の壬生町づくりに精励されたい。 なお、7月11日付で町長から依頼のありました地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同第22条第1項の規定に基づく審査につきましては、財政指標の算出基礎となった書類等が適正に作成されており、計算にも誤りが認められず、また、平成30年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率等につきましては、実質公債費比率が、前年度より0.3ポイント減の6.1%となり、健全化基準の25.0%を大幅に下回る比率で、良好な状態であります。 その他につきましても、赤字額や負担額、不足額等が生じておらず、健全な財政運営が図られている事を確認し、是正改善を要する指摘すべき事項は特にない旨、町長に意見書を提出しましたので、ここにご報告申し上げます。 ○議長(楡井聰君) 以上で、監査委員の審査結果についての報告を終了といたします。 これより総括質疑に入ります。 総括質疑は、各会計ごとに行いたいと思います。 まず、一般会計歳入歳出については、歳入と歳出に分けて行いますが、その前に努めて基本的な事項についての質疑を行います。 質疑に入る前に、基本的事項について説明させていただきます。 予算が収支目的に従って適正に効果的に執行されているか、それによってどのような行政効果が発揮できたか、行財政運営においてどのような改善工夫がなされたか、そのような形態での総括質疑の基本事項について、質問していただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは質疑に入ります。 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 前から、議長に所管事項については、できるだけそれぞれの委員会で審議してくださいと、こういう注文をいただいていますから、それなりに考えて質問をさせていただきます。 まず、冒頭、総括質疑ですので、総括的な決算書から離れた分野の問題について、質問させていただきたいと思うんです。 ことしは、国の経営についても、地方の経営においても、最大、問題になったのは、国民から批判されたのは、身体障がい者雇用の手抜き行政をかなり厳しく批判されました。 我が町でもそのことについて、これまでの間に考え方、実態をただしていくという努力を私なりに考えましたが、ほかのやるべきことが多くて、そちらのほうは手抜きしたままで経過をしてしまいました。 身障者雇用については、壬生の歴代町長から、特に現町長も含めて、かなり思いやりのある行政を目指すということが強調されてきましたので、我が町については、身障者雇用が確実に実行されているというふうに認識をしてきました。 これが、当時問題になった時点での国が軒並み、県も含めて法律で決まっている身障者雇用数を守っていないと、慌てて雇用をし出して、予定よりかなり多く採用したという経過もありました。 これは、特に地方自治体の場合、重要な問題ですので、我が町のこれまでの問題になった時点での雇用者数、仮にその時点で法律で決められた雇用者数を未達成ということになっていれば、もし、未達成になっていれば対策を講じられたかどうかも含めて、まず、全体としてお聞きをしておきたいと、こう思います。 それから、もう一つは、これは監査委員にも関係ありますが、一番大事に、きちんとしなくちゃいかんというのは、財政援助団体なり、出資団体についての経営について、踏み込んで議論された経過というのは議会もないし、報告をいただいたこともないんです。 過去において、社会福祉協議会という、これは、外郭団体、前町長の場合で扱いがどうなっているのと聞いたら、外郭団体ですと、こう言うんで、外郭団体というのは何ですかと聞いたら、それなりに出資したり、いろんなことを財政援助したりと、こう言っていたんですが、抽象的でわからない。 普通多くの自治体の場合、地方自治体も含めて、その外郭団体の定義を明確にして、そして、その外郭団体として扱う団体を決めているんですが、その基準を調べてみますと、大体、資本金の、資本額の25%以上を出資している団体を外郭団体とするという位置づけをされているようです。 本町の場合、どうなっているのかよくわかりませんので、これは年度決算の段階ではなくて、違う場所で議論もあるんだろうと思いますが、なかなかそういう場所がありませんので、決算を契機に、そこらの扱いについて、明確にもし決まっていれば、条例はないというふうに理解していますので、明確にしていただければとこう思うんです。 そこで、監査委員の決算にも関係あると言ったんですが、予算上にも絡まりますから、改めて総括質疑の後で質問させていただきますが、とりあえず今の問題と、外郭団体と言われる団体が振興社、何振興社と言うんだっけ、名前よく出てきませんが、社会福祉協議会と、社会福祉協議会は法人が社会福祉法人と財団法人の二つの法人が一つになって、社会とこう言っているんですが、町民もそのぐらいしかわからないでしょう。 基本的な仕事をやっているのは、財団法人でやっているんでしょう。 収益事業を含めてやっているのが、社会福祉事業法に基づいて認可を取った社協、これをひっくるめて、その社協に対する出資額は壬生町が100%出資していると、設立した当時から、そうなっているはずですよね。 これは、今、副町長が会長ですか、そうなっていると思いますので、この辺の扱いについて、きちっとしていただきたい。 これは、外郭団体、資金援助団体が、いろいろ言い方がありますが、その経営に対する町の責任というのはどう果たしていくかというのも、よく見えてないんですよ。 少なくとも、100%出資していれば、町同様の厳しい監査体制も敷く必要があるだろうし、後で財政援助も含めて出てきますから、そちらで質問しますが、こういう基本的な外郭の町経営に対する外郭の組織の実態がどうなっていて、この1年間はどういうふうな事業展開をしてきたかという骨格が全然読み取れない中で、部分的なやりとりだけやってはまずいんだろうなと、こう考えました。 熱田監査委員にこんな風呂敷を広げたみたいなお話を聞かせては悪いんですが、いずれにしても大事なことなんで、まず、基本的にこの扱いについて、説明してもらえますか。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) 身障者の雇用についてまずお答えしたいと思います。 町としましても、できるだけ身障者の方に働いていただきたいということで、昨年度も職員採用等で募集をかけましたが、やはり、来ていただけなかったという経緯もございます。 やはり、そこは現在の庁舎の構造等によるものもあるのかなというふうに考えておりまして、かなり狭隘の中では車椅子等でも動けない。 さらには、2階への事務連絡等でもエレベーターがないので、動けないというようなそういうことにも起因しているのかなというふうに思っております。 今後、新庁舎をつくるに当たりましては、障がい者の方にも自由に移動できるようなバリアフリー化を目指しまして、働きやすい環境というものを整備してまいりたいというふうに考えております。 その時点での、問題があった時点での町の雇用率等については、総務課長のほうからお答えをさせたいと思います。 次に、外郭団体についてでございますけれども、25%出資何たらというお話がありましたけれども、資本的なもので出資をしているのは施設振興公社のみということでそれにつきましては、法的に予算状況、あるいは決算状況等を6月の議会等でご報告をさせていただいております。 社協、あるいはシルバー人材センター、あと、そのほかにも幾つか小さな団体等があるかと思いますが、それらにつきましては、出資ということではなく、財政援助団体ということでございます。 執行部とは違いまして、監査委員さんのほうになるかと思いますけれども、必要に応じまして、監査のほうもしていただいているというふうに了解しておりますので、適正な運営というのをきっちりと監視という言葉は失礼ですけれども、監査なり、監督しているのかなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 粂川延夫総務課長。 ◎総務課長(粂川延夫君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 町のこれまでの状況等につきましてでございますが、数年前に障がい者雇用の率の引き上げ等があるまでは、町の雇用率はその基準を満たしておりました。 その後、雇用率のアップが図られた、国が行ったときを大体、時を同じくして、町のほうでそういった身体障がい者等の退職等が数名ございまして、現在は残念ながら、この雇用率を達成してございません。 先ほど部長が申し上げましたように、町のほうでは、ここ数年、職員採用試験の中に身体障がい者の枠を設けまして、募集を行っておりますが、残念ながら、採用には至っていないというのが現状でございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) この項について、重ねてちょっとお聞きしておきたいんですが、総務部長はバリアフリーが不十分だからと言っていますけれども、そんなことは理由にならないんですよ、これは。 当然、行政は行政の基本理念は何だと言ったら、あれでしょう、町民の命と暮らしと財産を守ることじゃないですか。 そういうきちっとした理念に基づいて行政経営というのはなされているんですから、今ごろになって、バリアフリーが不完全だから、身障者雇用をやろうと思ったら応募してくれないなんて、理由にならないですよ、こんなこと。でしょう。 問題は、議長、はっきり聞いておきたいんだけれども、こういうことなんですよ。国の全体の雇用者数の何%を、身障者を雇用しなさいという決まりがあるんでしょう、法律で。それを未達と、最後、課長が答えましたけれども、今、国が決めている、私もしばらく離れているからわかりませんが、今、割り当て、全雇用者数に占める身障者の雇用者義務というのは何%になっているんですか。 これ、それが法律の規定だから、それが義務で現状の未達というのは何%までいっているのか、それ、説明して。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) まず、前段としまして、バリアフリー等のお話を申し上げましたけれども、一つにバリアフリーとかそういうものに積極的に取り組みたいということで、総論として、身障者の方が働きやすい環境を全庁を挙げて築いていきたいという意味での一つの例としてバリアフリーということを申し上げました。引き続き、身体障がい者の方にも働きやすい職場づくりに努めてまいりたいというふうに考えております。 ちょっと、すみません。大変失礼ですけれども、先ほど議員のほうから、今、ただいまありました数値については、すぐ手元にございませんので、後で答えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆11番(江田敬吉君) いいです。あと、ほかの人いってください。 ○議長(楡井聰君) 質疑のある方どうぞ。 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 総括ということでお尋ねをいたします。 地方創生事業に関しては、もう数年にわたり、事業を行っていただいているところだと思います。分野的にも観光であったり、健康増進であったり、婚活であったり、さまざまあるんですけれども、そこへ今回、デスティネーションキャンペーンという大変有益な事業も栃木県にはまいりました。これをトータルとしてどういう実績があったのかということは、お尋ねをしておきたいなと思っております。 特段、先日の地元新聞では、人口増がなかなか限られた自治体になっているという表現で掲載されていましたが、人口を増やすというのは大変厳しいものです。そんな簡単にいくことではないので、交流人口、要は観光業で交流人口がこう増えてきているとか、婚活を通して、首都圏の女性が壬生を訪れたときに、その後、例えば、おも博に通ってくれるようになったとか、何か、具体的にこういう実績が上がってきているんです、効果があるんですということでお尋ねをしておきたいと思います。わかる範囲で結構です。よろしくお願いします。 ○議長(楡井聰君) 神永全始経済部長。 ◎経済部長(神永全始君) 小牧議員ご質問の、こちらのDCに関してということで、私のほうからは、デスティネーションキャンペーンの効果について、お答えしたいと思います。 デスティネーションキャンペーンにつきましては、ことしが最終年度ということで、3年間活動してきたわけなんですけれども、これにつきましては、壬生町、栃木県を全国にPRするということで、あわせて壬生町のPRもしてきたわけなんですけれども、それに伴って、さまざまな事業展開をしてまいりまして、例えば、大名料理というのもその一つだとは思っております。 そういった新たな取り組みを行いまして、壬生町へ新たな誘客を図っていきたいということで、実際の壬生町への来場観光客というのはそんなにいきなり多く増えているというのはなかなか難しいとは思っておりますけれども、少しずつでもPRしながら、歴史のまち壬生、おもちゃのまちがある壬生というところを町内のいろんな組織、関係団体と連携する基礎がDCを通してできたのかなとは思っておりますので、そういったことを今後は継続して壬生町をPRしていくというのが、DCの成果だとは思っております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) お答えいたします。 まず、やはり、交流人口の最大のというのはただいま経済部長のほうからございました、そういった観光等々による交流というのが一番かとは思っております。 そういった上で、先ほど、議員のほうからもございましたけれども、婚活的なもの、既にご承知かと思いますけれども、1市2町、3公共団体で連携しまして、婚活、出会いの場をつくる取り組みなどを地方創生の交付金を活用して昨年も取り組んでおります。 なかなか実績というのは難しいところではあるんですけれども、都内とか、あるいは県外の女性の方等に壬生町というところを知っていただいて、帰って壬生町というところに行ってきたよ、こういう町だよみたいなことをお知り合いの方に言っていただくだけでも多少は効果があるのかなと、その上で今後は壬生町に住んでいただけるような方を増やしていければというふうには思っております。 それから、なかなか、人口減少対策ということで、歯どめがかかっていないのかなと思いますけれども、先日の新聞でもございましたけれども、社会人口の減少が壬生町も減少になりましたけれども、減少は一番少ないほうであるということで、魅力のあるまちだなというふうな評価はいただいているんだろうなというふうには思っています。 折しも、新しい地方総合計画ですか、総合戦略に策定に入りますので、この前回の壬生町人口ビジョン、壬生町創生総合戦略で定めましたKPI、キー・パフォーマンス・インディケーターですか、そういったものをさらに見直しまして、どういったものを目標に定めて取り組んでいければいいのかというのを計画の中で、議員さんも初めとする皆様からこういうものを目標にしてやっていくといいぞ、あるいは一般の方からも、いろんなご意見聞きながら、新たな計画を策定してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) ありがとうございました。 別の質問をお尋ねしたいと思います。 これは各課全般にかかわることなんですが、先ほど入札の質問もさせていただいたんですけれども、大きな土木事業に関してはある程度の積算根拠というものがあると伺っておりますし、物品調達に関しても何らかの計算式があるんだとは思うんですが、いわゆる管理業務を委託をするときの積算的なもの、素人なので、よくわからないところがあるんですけれども、少なくとも最低賃金があって、それを掛ける何人で管理をすると幾らというようなものがあろうかとは思う。結局この壬生町にそういった入札にかかわる最低入札価格、限度価格というんですか、そういったものの定めみたいなものは、条例で定まっているところなのでしょうか。教えていただければと思います。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) 物品等については、細かく仕様書をつくりまして、こういう規格のものをどういう形で納入してほしいんだというものをきっちり決めまして、その上で、入札はかけております。 先ほどの競争の原理ではないですけれども、条例等で最低というラインは決めておりません。 ◆6番(小牧敦子君) わかりました。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 田村正敏議員。 ◆9番(田村正敏君) 財政健全化比率の成績が当町においては、従来より非常に数字がいいわけでございまして、そのほかの財政系の指数もほとんど30年度の決算を見ると改善傾向があるということで、財政健全化の観点から言うと非常にいい結果、いい決算になったんではないかなというふうに思いますけれども、一方でこれだけ数値がよければ、より多くの予算執行、あるいは事業執行をして、今、やらなければいけないことをやってしまう。 例えば、先ほど質問しました高齢者の口腔健診とかは、今手を打っておかないと、例えば、口腔健診の例で言えば、今後疾患のある高齢者が増える、イコール将来的に医療費負担が増える、だから、今のうちに予算を執行してでも、財政指数を悪化させても、やっておけば、将来、そうはならない、将来の指数は逆によくなるというような見方も当然あるわけでございますが、その観点から言うと、財政健全化のほうに重きを置いたのか、あるいは、これだけ数字が、結果がよかったならば、もうちょっと執行をする事業があってもよかったのか、その辺、どんなふうに考えているか、執行部としての30年度決算に対する自己評価はどんなものか、お聞かせいただければと思います。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) お答えいたします。 平成30年度の決算につきましての、執行部としての見解ということになりますけれども、平成30年度の決算の特徴としましては、何と言いましても町税が対前年比で5億8,600万円増ということで、大幅に伸びたということでございます。 それに伴いまして、先ほど来、お話もありましたけれども、地方交付税のほうが3億2,151万6,000円減額ということで、ただし、結果としては自主財源比率が前年度を3.4%上回っているということで、財政の自由度は高まっているんだろうなというふうには捉えております。 また、議員のほうからもございましたけれども、財政力指数、あるいは経常収支比率及び実質公債費比率等の各数値につきましても、幾分ではございますけれども、改善してきております。 さらには、臨時財政対策債の発行等を抑えることなどによりまして、地方債現在高、あるいは町民1人当たりの地方債現在高につきましても、直近の5カ年では最も低い数値となっております。 以上のように、平成30年度決算につきましても、おおむね健全財政を維持しているんではないかというふうに考えております。 そのような中で、議員のほうから、必要なものは無理をしてもやってもいいんだろうということで、当然、必要であるものについては、重点的に予算配分を行いたいというふうには考えております。 ただ、同時に、庁舎建設、あるいは六美町北部、あるいは清掃センターの大規模改修等も予定されておりますので、多方面にわたってということではなくて、ここはやらなくちゃいけないぞというソフト事業等にも重点的に予算は配分してまいりますけれども、将来の財政負担等も、現在はある程度健全財政を維持しておりますけれども、将来も健全財政を維持できるようなということで、注意を払いながら、引き続き健全財政に取り組んでまいりたいというふうには思っております。 以上でございます。
    ○議長(楡井聰君) 大島菊夫議員。 ◆15番(大島菊夫君) ただいま、監査委員の報告を聞きまして、確かに財政の健全化というのは大事だと思いますけれども、町としてこれから、一番大事なことを投資する作業というのがやっぱり、六美地区の北部事業、これはまだこれからお金かかります。 これは、余り固くならないで、小さくならないで、投資するものはしっかりと投資していく、こういう町の姿勢が大事だと。そして、必ずや、それがすばらしい六美の区画整理事業が成功すれば、また、町に財政がしっかりと税収が戻ってくると、そういうことも考えながら、固くならないで、しっかりとやっていただきたいというふうに私は思います。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 答弁求めますか。 ◆15番(大島菊夫君) 答弁は要らない。町長。 ○議長(楡井聰君) 議員から指名はできませんので。 小菅一弥町長。 ◎町長(小菅一弥君) 今、田村議員、また大島議員の、大変町の将来を心配してということで、ただ、先ほど総務部長から答弁がありましたように、今の税収というのは、簡単に言うと、羽生田産業団地でファナック社の税収増というのが、大きく、交付税も減額をしているという要因になっているわけで、まだまだ不安定、特に、ファナック社自体がAI、IoTの企業で、これから全世界的にどのぐらいの物流を、変化が起きてくるのか、次世代の新しい、今度、5Gというものの中で、生活が一変してくるわけですよね。 例えば、介護の世界もロボットが半分入ってくるかもしれないし、全てにおいて、いろんなところに人以外のものがどんどん導入をされる時代に入ってきて、社会の構成というのが全く変わってくる。 そのためには、今、ファナック社のそういった景気とか、そういう動向も見ながらもう少し時間を見て、慎重に次の手を打っていくというのも、私は方策ではないかと、今、税収が増えたからって、余り、特に何もやってないんだったら、いずれにしましても、六美町北部という大変大きな事業にも手を出しておりますので、それをしっかりとつくり上げるということで、建設部長を中心に、今、都市計のメンバーが最大限の努力をしていますので、その動向をしっかりと後押ししながら、そして、その成果を上げながら、次への一手を打っていきたいというふうに考えています。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 基本的な事項についての質疑を終了いたします。 次に、一般会計、歳入について質疑を行います。 入る前に、議員各位に申し上げます。 質問は簡潔にお願いいたします。 質疑に入ります。 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) 幾つかありますが、一つは歳入関係で、いつもより少なくていいねと思っていたら、私の見方が間違っていて、昔は、国民健康保険会計も含めて、私のほうでは、不納欠損額と未済額を頭の中でこびりつくように入れておいたもんだから、少なくなったと思ってたんですが、今は別々に出てきますので、これは、不納欠損額、国民健康保険と両方合わせると、9,000万円ぐらいになるのか、不納額が。900万円か、9,000万円か、9,000万円だね。それで、未済額もそれを含めると、これは税収ですから、国民健康保険税ですから、合わせてあると、これも5億3,000万円ぐらい、6億円か、6億円近い未済額が発生していると、これ、未済額が発生していると、後年度以降に不納欠損額が増えるという過去の決算の例を見ると、何かそういう感じもするんですが、これは、一生懸命努力はされているというふうには理解しますが、決め手になっているのはどういうことなのかと、介護保険のほうは、税とは言わなくて、保険と言っていますから、保険料でしょう。これのほうは比較的未収が少ないんだなと思っているんですが、それと比較すると、相対的に不納欠損額を減らす対策、それから未済額を減らしていくという対策というのを基本的に今どう考えているのか、ちょっと教えてください。 それから、収入のほうで、ハイウェイパークの使用料が五つの支払いを受けているわけですが、その中で、契約があそこはどういうふうになっているかというと、過去では、説明は、商工会と賃貸契約しているように聞いていたんですが、その後、個別契約にいつ変わったのか、個別に使用料が支払われているきているのか、よくわからないので、それを教えてください。     〔発言する者あり〕 ◆11番(江田敬吉君) 黙ってろ、うるさいな。向こうへ聞いているんだから、黙って。 それから、この項で、少額ですけれども、滞納、過年度分の収入が払い込まれているようですけれども、これは滞納というのは契約上、発生しているのかどうか、あわせて説明してもらえますか。 それから、もう一つは、ふれあいプールの使用料ですけれども、これ、2,357万円の収入が記録されていますが、管理費と改修費合わせると、5,000万円以上がプール維持にかかっているんですよね。 こういうので、2,357万円と、これはふれあいプールの管理は私の記憶では社協に管理させているというふうに説明を受けてきた経過を覚えているんですが、今でもそうなっているのかどうか。 この金額はふれあいプールのこの2,357万円という収入は、社協から払われてくるのか、どういう扱いで入金されてくるのかよくわからないです。 契約上も社協と契約しているのだとすると、どういう契約になっているのか、よく見えないですよ。社協はさっきから言ったように、外郭団体なのか、出資団体なのか、経営援助団体なのか、よくここのところもはっきりしませんが、いずれにしても、団体は、別と考えるのか、町の1組織ですと考えるのか、扱い方が大分かわってくるんだろうと思うんです。 いずれにしても、この扱いが個別に使用料は払われてきている実態について、ふれあいプールの関係については、特に、どういう契約になっているのか、教えてください。 ○議長(楡井聰君) 小谷野紀雄税務課長。 ◎税務課長(小谷野紀雄君) 江田議員のご質問の第1点目でございます。 不納欠損を減らす対策、あるいは収入未済額を減らす対策についてということでございますが、これらについては、ひいては、収納率を上げていくというふうなことにもなると思いますので、収納率の向上に向けての取り組みについて、お話をさせていただきます。 収納率の向上に向けましては毎週月曜日の窓口の延長やコンビニの収納に加えまして、今年度から、ヤフーの公式アプリから収納ができるようなものを導入するなど、納付機会の拡大に努めております。 また、口座振替も引き続き推進をしているというふうな状況でございます。 滞納者に対する滞納対策につきましては、財産調査や分納管理を徹底いたしまして、納付資力、財産があるような方の滞納につきましては、換価が比較的容易な債権、これは具体的に給与ですとか預貯金、あるいは生命保険等でございますけれども、それらの差し押さえを早期に行うなどの対策を行いまして、収納率の向上に取り組んでいるところでございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 太田弘人商工観光課長。 ◎商工観光課長(太田弘人君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 ハイウェイパークの使用料等につきまして、まず、お答えいたします。 ハイウェイパークの使用料につきましては、常設店舗の使用料と臨時出店の使用料になっておりまして、常設店舗につきましては、先ほど少しお話いただきました商工会と契約しています部分と、それから直売所として新たに契約をさせていただきました「みぶのやおやさん」、それから、さらには「Mib-TOWN」というヒガノさんと契約をさせていただいているウッドキャビンの部分がありまして、三つの形になっております。 さらに、先ほどの過年度分ということでお話をいただいた部分につきましては、過年度分のみぶハイウェイパーク使用料、こちらにつきましては、その上にございますハイウェイパークの占用料ということで、電気自動車の急速充電器を設置しております。そちらが、みぶハイウェイパークの占用料になっておりまして、さらに、そちらの使用料が日本充電サービスというところなんですが、そちらの収入が前年度分の収入が6月に歳入となることから、過年度分扱いとさせていただいておりますので、過年度分、みぶハイウェイパーク使用料という形で掲載させていただいております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 江田議員、申し上げますけれども、自分の委員会のことはまた委員会で聞いてください。これ、担当委員会になると思いますので。それだけご了承お願いします。 池田茂スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(池田茂君) 江田議員ご質問のふれあいプールの使用料でございますが、こちらのふれあいプール使用料につきましては、入場者が支払う入場料と、あと、コインロッカーの使用料でございます。 ふれあいプールの管理体制ということですが、ふれあいプールの管理につきましては、現在、民間事業者に管理運営を一括して委託してございます。 社会福祉協議会の関連なんですが、この一般、民間事業者に委託した事業者と社会福祉協議会とが契約しまして、プール内の売店につきまして、社会福祉協議会のほうが運営をしているというところでございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 歳入について、ほかにございますか。 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 先ほどの町税の不納欠損のほうの関連なんですけれども、監査役が出していただいた報告書を見ますと、不納欠損の理由が居所不明というのが、昨年度の倍に増えているようです。今までも居所不明というのはあったわけですが、これだけ増えてしまっているのは何か社会的な要因があるのか、そして、個人なのか、法人なのかというところと、対策は先ほど説明がありましたので、この居所不明の方の住所というのは、住民票というのは壬生にあるままでいらっしゃらなくなったということでよろしいのでしょうか。 3点お願いいたします。 ○議長(楡井聰君) 小谷野紀雄税務課長。 ◎税務課長(小谷野紀雄君) 小牧議員ご質問の居所不明による不納欠損についてお答えをいたします。 居所不明の不納欠損が増えている理由でございますけれども、町税の中身といたしましては、個人町民税の居所不明による不納欠損額が増加している状況にございます。 原因といたしましては、近年外国人労働者が増えている状況でございまして、3年ないし5年で帰国をしてしまって、徴収が不能になってしまったというふうなものが増加しているものと思われます。 住所につきましては、来日した当時、住所を登録していた外国人もいらっしゃいますけれども、その後、出国等によって住所移転等々をされている方もいらっしゃるような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) そうしますと、コーディネーターさんが存在がいらっしゃって、その方の指示で全く壬生とは違うところに転居して、また、そこで仕事をして、そうなったときにはもう転居先がつかまらないので徴収のしようがなかった、あるいはもう外国に行ってしまった、そのタイムラグの中で、どうしても、いただくことができなかった、連絡がとれないというそういう感じでよろしいでしょうか。 ○議長(楡井聰君) 小谷野紀雄税務課長。 ◎税務課長(小谷野紀雄君) お答えいたします。 就労期間は企業等でその労働者を管理といいますか、されているわけですけれども、その雇用期間が終わった後は、なかなか雇用主に調査をかけても、居所がつかめないというふうな実態が多いような状況になってございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 別の質問をさせていただきます。 ページ、16、17の民生費負担金の中で、老人保護施設入所者負担金ということで、額は余り大きくはないんですが、これは前年度、前々年度にはなかった数字で、この30年度に初めて出てきたようなんですけれども、これはどのような負担金というふうに理解したらよろしいでしょうか。なぜ、30年度に出てきたのか、教えていただければと思います。お願いします。 ○議長(楡井聰君) 熊倉律子健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(熊倉律子君) 小牧議員のご質問にお答えいたします。 収入未済ということでよろしかったでしょうか。 ◆6番(小牧敦子君) そうです。 ◎健康福祉課長(熊倉律子君) こちらについては、入所の方が、ほかの利用料とか、ほかの税金とかの滞納とかもありまして、今年度中、年度内にちょっと、納入することが難しいということで、ご本人と、あと施設のほうと、あと、管理者の方とご相談させていただいて、分割で払う形というのを後で決めた形になったものですから、こういった形の記載に今回なっております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 一般会計歳入についての質疑を終了いたします。 ここで、休憩といたします。 再開は午後3時15分です。 △休憩 午後3時06分 △再開 午後3時16分 ○議長(楡井聰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほど、歳入での江田議員の質問に対して、総務課より答弁がございますので、よろしくお願いします。 粂川延夫総務課長。 ◎総務課長(粂川延夫君) 先ほどは失礼いたしました。 先ほどの江田議員のご質問にお答えいたします。 自治体の法定雇用率は2.5%でございます。 大変失礼いたしました。 ○議長(楡井聰君) 次に、一般会計歳出についての質疑を行います。 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) また、社協を出して悪いんですが、社会福祉協議会のこれは、育成事業ですから援助金なんでしょう。2,613万円を支出しているわけですが、これは、社協の、昔は、あそこの二つある法人格の財団法人のほうの人件費というふうにお聞きをしていたんですが、これはずっと人件費を払っているのかどうか、聞かせてください。 それから、常備の消防の事務費として458万円、これが支出されているように記録されていたんですが、これ、見間違っているのかどうかわかりませんが、使途内容がわからないので消防事務費というのも458万円、消防事務費というのは常備の場合は、常備というのは広域消防のほうは常備というんでしょう。そこは、年間の拠出金として4億5,000万円ぐらい払っているわけですから、事務費というのは別に払う必要ないんだろうと思うんですが、この常備消防事務費というのは何なのか、教えてください。 それから、特別職の総合事務組合の負担金として、533万円何がしの支払いをしているわけですが、これは、多分特別職の退職金引当金を積んでいるというやつだと思うんですが、多分。それで間違いないかどうか、確認します。 それと、退職金は、大体、条例で本当は決めるんだと思うんですよね。何年勤めたら幾らという、退職金について払うんだったら、条例で明確にしておいたほうがいいんじゃないかと思うんですが、条例には記載がないと思うんですけれども、そういう規定がないと思うんですよね。職員のほうはありますか。 職員のほうは退職金まであったかどうかちょっと記憶ないですが、いずれにしても、こういう支払いについては、その都度支払うことを議会で決議するか、条例で定めてないと、支出できないと思うんですよね。 毎年の予算で積み立てているんだから、積み立てたやつを払うんだから、改めて支払うときは、議会の承認も必要ないし、手続も必要ないと考えているのか、ただ、問題は事務組合に積立金の管理を任せているのか、支払権まで全部任せちゃっているのか、だから、議会は関係ないよとこうなのか、よくそこのところわからないもんだから、教えてくれますか。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 人見賢吉民生部長。 ◎民生部長(人見賢吉君) 江田議員ご質問の社会福祉協議会に対する補助金についてお答えいたします。 こちら、社会福祉協議会はいわゆる社会福祉法109条によります社会福祉法人ということで、そちらに対します人件費の補助ということで2,600万円を支出してございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 出井透総務部長。 ◎総務部長(出井透君) お答えいたします。 消防費の非常備消防事務費の400何がしという数字が見当たらないんですけれども、558万5,000円というのは、町の消防防災係の事務費です。いわゆる石橋地区消防組合に出していますのは87ページの備考欄の一番上にあります石橋地区消防組合負担金だけでございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 粂川延夫総務課長。 ◎総務課長(粂川延夫君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 43ページの特別職総合事務組合負担金533万9,520円についてですけれども、そちらは、特別職3名分の退職手当の積立金という性質の負担金でございます。 また、もう1点のご質問の退職金につきましては、毎月栃木県の総合事務組合のほうに、負担金を支払いまして、実際に職員が退職した場合に支払う事務についても、総合事務組合のほうから、支払われるということになってございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) どこまで事務組合に委任するかということなんですが、支払うのは、本町が責任を持って支払うということが、義務的な責任ですから、その義務的責任も事務組合に移管するというやり方が適当かどうかなんですよ。 うちの町長はうそも言わないし、真面目な人だからと思って理解していますが、多分、こんなことにはならないと思うんですが、例えば、仮定の話ですから、町長、最悪、正当に勤務されて、そのまま退職していくという場合は何の問題もないんですが、例えば、違法行為か何かがあって、正当に支払うことが容易じゃないよという問題が発生した場合でも、その判断は町ではしないんですか、全部事務組合がやるんですか。そういう問題があるんですよ。 本当は、前にもこういう清水さんの町長時代に、私、議論したのは、支払権までそちらへ移譲するというやり方じゃまずいんじゃないのと、職員についても、支払権は積立金は積み立てて、退職になったらその合計金額を返してもらって、あくまでも、壬生の町長が退職された方にお支払いをするというのが、筋じゃないのとこういう議論をしたことがあるんですよ。 この場合も、やっぱり問題が発生した場合の退職金の支払いについて、全部判断は事務組合に任せると、こういうことでよろしいんですか。 ○議長(楡井聰君) 粂川延夫総務課長。 ◎総務課長(粂川延夫君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 退職手当が実際に支払われる場合には、壬生町の場合ですと、総務課が担当になりますが、そちらから支払うための書類を作成いたしまして、総合事務組合に提出いたします。 その際に、それまでの例えば辞令の内容とか、給与月額等、そういったものにつきましては、もちろん、そういった処分等の記録があれば、それを記載されますし、減給があれば減給の期間、減額の報告等をすることになりますので、それをもって、総合事務組合が計算して支払うと、そういうようなことになります。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 江田敬吉議員。 ◆11番(江田敬吉君) これで終わりにしますけれども、問題は、判断と実際の事務手続は別じゃないかというふうに考えているんですよ、私は。 だから、その支払う方法についても、事務組合に任せているからもういいんですという話にはならないような気がするんですよ。壬生の職員の退職金は幾ら、どこで払うのというと、事務組合に任せて、毎月積んでますからって、これでは済まないと思うんですよね。 今、そのことまでここで議論する責任はないのかもしれませんが、いずれにしても、何かの記録が、退職金制度というのはあるんですから、退職金制度が町民が見ても、どなたが見ても、ああ、このぐらいの退職金は支払われるんだなというふうに理解できるような仕組みというのは、条例か何かで決めておく必要があるんだろうと思うんですが、そういうのはどうですか。関係ありませんということになるんですか。 ○議長(楡井聰君) 粂川延夫総務課長。 ◎総務課長(粂川延夫君) 江田議員のご質問にお答えいたします。 退職金等の支払い状況については、町のホームページ等でも公表のほうをさせていただいているところでございます。 また、条例ということでございますけれども、総合事務組合のほうにも、条例がございますので、そちらにのっとって行っているということになります。 また、予算書のほうにも、退職手当の支給率と、そういったことについても記載がございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 落合誠記議員。 ◆16番(落合誠記君) 76、77ページ、商工業振興費でございますが、一番下、まちなか新規出店促進事業、壬生まちなか創生事業、おもちゃのまち活性化事業、三つの事業の内容と平成30年度の成果、また今後の展望等の詳細について、お聞かせください。 ○議長(楡井聰君) 太田弘人商工観光課長。 ◎商工観光課長(太田弘人君) 落合議員のご質問にお答えいたします。 まず、一番初めに、1点目としまして、まちなか新規出店促進事業につきましてお答えいたします。 こちらにつきましては、中心市街地において空き店舗を活用し、商店を開業する方へ、必要な経費の一部を補助することで、新規出店を促し、まちなかの活性化を促す事業です。 実績といたしましては、29年度に1店舗開業いたしましたが、30年度につきましては、引き続きその家賃の補助となっております。 続きまして、2番目の壬生まちなか創生事業につきましてお答えいたします。こちらにつきましては、平成29年度から新規の事業となりまして、地元の商店、金融機関、商工会でしたり、若い人たちを中心に壬生まちなか創生ワーキングを立ち上げまして、壬生市街地の活性化のための取り組みを行っております。 具体的に昨年度は、ライデンマルシェでしたり、みぶっ子まちなかストリート、また、壬生流ふくべたちのハロウィンナイトなど、そういった事業を催しております。 最後、おもちゃのまち活性化事業につきましては、こちらにつきましても、同じように、おもちゃのまちの活性化ワーキングを設立しまして、こちらは、おもちゃのまちの地区でチャレンジする人と、企業の連携強化を図り、地域全体の活性化を促進するための事業となっております。 具体的には、おもちゃのまちでまちコンでしたり、観光ロゲイニング、そういったこと、またパンフレット等の作成を行っておりまして、そちらで実施をさせていただいております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 落合誠記議員。 ◆16番(落合誠記君) おもちゃのまち商店会につきましては、西口、東口あると思うんですけれども、東口商店会の方と時々、会食をする機会がございまして、長らく会長を務められた方が勇退をされたのか、されてないのかわからないんですが、いわゆる後継者不足、または廃業する方が、商店もあってかなり運営がちょっと五里霧中な状況にあるというような話も聞いております。 西口商店会、東口商店会との連携について、今の現状とまた展望をお聞かせください。 ○議長(楡井聰君) 神永全始経済部長。 ◎経済部長(神永全始君) 落合議員のただいまの西口、東口商店会との連携ということですけれども、ワーキングのメンバーにその商店関係の方も入っていただいておりますので、30年度、初年度ということで、事業実施してまいりましたけれども、また、令和元年度につきましても、メンバー集まっていろいろ話し合いをしておりますので、そういう商店の方の意見等を取り入れながら、また、新たな展開などもできたらいいとは思っておりますが、まだ、今言った事業とかもあるんですけれども、また、新たな新規の事業なんかもしできたらとは思っているんですけれども、そういうメンバーの方々の意見を取り入れながら、町の活性化になるような事業を実施できたらと思っております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 一般会計歳出についての質疑を終了いたします。 田部明男議員。 ◆2番(田部明男君) 手を挙げるの遅くなってごめんなさい。 55ページです。 個人番号カード交付事業がありますが、去年も聞いたかと思うんですが、現在、どのぐらい普及しているものなのですか。今後、あるいは、どういうふうに普及を広げていこうと考えていらっしゃるのか、お聞きします。 ○議長(楡井聰君) 平石二美夫住民課長。 ◎住民課長(平石二美夫君) お答えいたします。 個人番号カードにつきましては、平成31年3月末現在で11.3%、件数にしますと、4,467件でございます。 今後なんですけれども、8月20日の下野新聞にも載っていましたが、公務員につきましては、年度内になるべく義務化ということで取得をするということで、国のほうも動いておりますので、今後、ますます取得のほうは普及していくと思っております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 3点お伺いしたいと思います。 ページ46の先ほどの1市2町の連携プロジェクトのことなんですけれども、これは事業のことを伺いたいと思います。 このプロジェクトに関しては、これまではプライバシーのことがあって、成立後どうなったかはお尋ねできないということだったんですが、今回、定期監査の中では、それも成立後のことについてもどうなっているか、フォローするというご意見があったようですので、今回、お尋ねできればと思います。 2点目、50ページ、51ページの今回、協働のまちづくり指針策定事業があったかと思います。予算が9万7,000円に対して3万1,000円ということで減額になっているようなんですが、実際、どのようなものができ上がってきているのか、概要を教えていただければと思います。 次に、消防のほうなので、88、89ぺージ、これが最後のお尋ねなんですが、これは災害対策のほうでしたっけ、避難所に6カ所にWi-Fiの無線LANを整備するということで、設計に関して予算が上がったんですけれども、決算のほうには含まれていません。今年度、令和元年のほうでは7カ所にもう工事が入っているという、この設計のほうの業務委託はどこへいったのか、教えていただければと思います。 以上、3点です。 ○議長(楡井聰君) 大垣勲総合政策課長。 ◎総合政策課長(大垣勲君) 小牧議員のご質問にお答えいたします。 1市2町連携事業の中で、婚活事業を実施していたところでございます。平成30年度につきましては、追跡調査ということで、各参加者の方々にも一応、とった上、婚活イベントを開催したところですが、当初は、報告はございましたが、その後の報告はないようで、現時点ではその後までおつき合いされているかどうかにつきましては、ちょっとやはり、追跡はできていない状況でございます。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 川又孝司生活環境課長。 ◎生活環境課長(川又孝司君) 小牧議員の質問にお答えします。 協働のまちづくり指針策定事業につきましては、平成30年度から取り組んでおりまして、また、現在、指針としての策定はまだできていないんでございますけれども、3月までに大体の骨子ができまして、パブリックコメントをかけました。 まだ最終的には、最終的な委員会を開いてから、決定になるわけなんですけれども、内容としましては、議員もご承知とは思うんですけれども、行政、町民、ボランティア団体、NPO、そして、企業など、町を構成する全ての主体が対等の立場、そして、よきパートナーとして互いに連携し、効果の高いまちづくりを進めるための手引きとしての指針ということで、策定しておりまして、現在、A4のもので20ページ程度のものを策定案として、策定しておりまして、今後、また委員会を開きまして、パブリックコメントの状況と今後のこの公表の仕方等、考えながら、最終的な指針の決定となる予定となっております。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 粂川延夫総務課長。 ◎総務課長(粂川延夫君) 小牧議員の3番目の質問でございますが、89ページの災害対策費の中の30年度当初予算において、避難所通信環境整備工事設計委託料ということで、Wi-Fiのアクセスポイントを整備する工事の委託料92万9,000円が計上されてございましたけれども、決算の中には出ていないということでございます。 こちらにつきましては、その工事設計の事務を進める中で、消防防災の係のほうで設計が可能で、自前でできそうだということで、設計を外部に委託することなく係のほうで実施することができましたので、平成30年度の3月補正にて全額を減額したものでございます。 なお、アクセスポイントは施設7カ所に設置する予定となってございます。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 一般会計歳出についての質疑を終了いたします。 次に、国民健康保険特別会計、これは歳入歳出決算について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、奨学資金特別会計歳入歳出決算について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、介護保険事業特別会計歳入歳出決算について行います。 小牧敦子議員。 ◆6番(小牧敦子君) 2点ほどお尋ねをしたいと思います。 当該年度において、当初、この介護保険事業に関しては、大きな法律改正がありました。包括の24時間増員というようなものが入っていたかと思うんですが、とても画期的だったのは、介護保険法の改正によっていわゆる高齢者だけではなくて、障がい者の支援にもサービスを広げる、そのために支援者、特段、相談員なんかとも連携を図っていきなさいよということが条文につけ加えられている年度であります。特段、これ、会計のどこの事業ということはわからないんですが、その連携のところが、どのように展開されてきているのかということをお尋ねしたいと思います。 また、私のほうから、そのときに身体拘束の適正化、グループホームさんなんかが中心だとは思うんですが、これは、どういうふうに行政のほうがチェックをしていくんですかとお尋ねした経緯があります。 ここで、そのときの答弁の中では3カ月に1回、事業所のほうから報告があって、それを審査するというようなお話だったとは思うんですね。 これについて、実際にどのような報告がなされているのか、担当課のほうでそれをしっかりと見届けられているか、そこの2点についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(楡井聰君) 熊倉律子健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(熊倉律子君) 小牧議員のご質問にお答えいたします。 まず、1点目、共生型サービスが創設されたことについてですけれども、30年4月からこちらの共生型サービスが創設され、町のほうでも共生型サービス事業所、今現在、事業所という形でお話ができる事業所はないんですけれども、町のほうでときめきネットワーク事業というものを立ち上げまして、こちらは高齢福祉関係、障がい福祉関係の事業所、また、それに関係する事務職が顔が見える関係をつくった上で、勉強会等を実施している事業がございます。 これは30年に立ち上がりまして今年度も既に1回実施しておりまして、今後また、事業については計画をしていて、関係機関、高齢と福祉に関する関係づくりを進めているところでございます。 2点目、グループホームでの拘束関係についての報告ですけれども、前回、3カ月に1回ということでお話をしていたと思うんですが、今年度についてはグループホームにおいて、2カ月に1回、運営推進会議というのを開催してございます。こちらのほうは、町の職員も参加しておりまして、運営状況の報告、また、身体拘束の適正化に関する取り組みについても報告は受けている状況です。 研修会等、改めて実施はしていないんですが、こちらのほうに出席したときに情報共有を行っている状況です。 以上でございます。 ○議長(楡井聰君) 田部明男議員。 ◆2番(田部明男君) この監査委員の報告の31ページです。介護保険の不納欠損処分額ということで見てみますといろんな方がいらっしゃいますが、特に生活困窮が前の年度の200件から302件、150%以上に増えていると。数字でいうと、150%と私は気楽に言っちゃうんですけれども、結局これは本当に介護が受けたくても受けられない人がこんなにも増えているということじゃないかという、非常に深刻な問題じゃないかと思うんですが、この問題へのこうした介護保険の保険料をきちんと払えるような保険にするにはどうやったらいいのかというふうなことで、現在取り組んでいる工夫を教えてください。 ○議長(楡井聰君) 熊倉律子健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(熊倉律子君) 田部議員のご質問にお答えいたします。 介護保険料がお支払いできなくて、介護保険料が足りないということにはならないように、基金等を取り崩してサービスが十分に行き渡るように、介護保険のほうでは制度上こんな形で行っております。 以上です。 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 次に、水道事業会計決算について行います。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 以上で、各会計における歳入歳出決算の総括質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております各会計歳入歳出決算認定の8議案については、会議規則第37条第1項の規定により、所管事項ごとに各常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 よって、ただいま議題となっております各会計歳入歳出決算認定の8議案については、所管事項ごとに各常任委員会に付託することに決しました。 各常任委員会は、9月18日までに審査を終了し、議長宛報告をお願いいたします。 なお、各常任委員会の審査日程はあらかじめ配付したとおりでございます。--------------------------------------- △日程第30 報告第1号 平成30年度健全化判断比率及び資金不足比率について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第30、報告第1号 平成30年度健全化判断比率及び資金不足比率についての件を議題といたします。 職員に報告を朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(楡井聰君) 提出者より提案理由の説明を求めます。 小菅一弥町長。     〔町長 小菅一弥君登壇〕 ◎町長(小菅一弥君) 報告第1号 平成30年度健全化判断比率及び資金不足比率についてにつきまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、健全化判断比率(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4指標)及び資金不足比率を算定いたしましたので、監査委員の審査に基づく意見をつけて報告をいたします。 平成30年度決算に基づく算定結果につきましては、健全化判断比率では、実質赤字比率・連結実質赤字比率ともに赤字を生じてないことから該当なしであります。 実質公債費比率につきましては6.1%で前年比0.3ポイント向上しております。標準財政規模が増加をしたことや、公営企業の地方債の償還に充てたと認められる額が減少したことにより数値が向上しております。 将来負担比率では、将来負担が発生しなかったことから該当なしであります。 また、資金不足比率では、各公営企業ともに資金の不足額がなかったことから該当なしであります。 なお、監査委員の審査に基づく意見は別紙のとおりであります。 以上、報告とさせていただきます。 ○議長(楡井聰君) 質疑に入ります。     〔発言する者なし〕 ○議長(楡井聰君) 質疑を終了いたします。 以上で、平成30年度健全化判断比率及び資金不足比率についての報告を終了いたします。--------------------------------------- △日程第31 議員派遣に基づく結果報告について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第31、議員派遣に基づく報告についての件を議題といたします。 去る6月定例議会において、会議規則第124条の規定により、議員派遣について議決をいただきましたが、その議員派遣に基づき研修をしてまいりました結果についてご報告いたします。 去る7月30日、栃木県自治会館で開催されました公益財団法人栃木県市町村振興協会及び栃木県市議会議長会、栃木県町村議会議長会共催による初当選市町村議会議員研修会に議員3名が参加しましたので、その研修結果について報告させていただきます。 研修の目的ですが、初当選議員に対し、議員の職責、議会運営等についての研修をし、もって住民福祉の向上に資することを目的に参加いたしました。 研修の内容につきましては、まず、全国市議会議長会の調査広報部副部長の篠田光洋氏から「地方議会の制度と運営」という演題で講演を受けました。 次に、早稲田大学名誉教授北川正恭氏から、「地方議会をめぐる現状と課題」という演題で講演を受けました。 以上、議員派遣に基づく報告とさせていただきます。--------------------------------------- △日程第32 議員派遣について ○議長(楡井聰君) 次に、日程第32、議員派遣についての件を議題といたします。 お諮りいたします。 議員派遣については、お手元に配付いたしました「議員派遣の件(案)」に記載した件名、目的、派遣場所、期間並びに派遣議員のとおりとすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 よって、本件は、「議員派遣の件(案)」に記載のとおり派遣することに決しました。 なお、この際お諮りいたします。 ただいま議決となった事項について、諸般の事情により変更する場合には議長一任をお願いしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 よって、諸般の事情により変更する場合には議長一任にすることに決しました。--------------------------------------- ○議長(楡井聰君) お諮りいたします。 明日9月3日の日程は、本会議及び委員会となっておりますが、本日の各会計における歳入歳出決算の総括質疑まで終了いたしましたので、明日の日程は委員会としたいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(楡井聰君) 異議なしと認めます。 よって、明日9月3日の日程は委員会とすることに決しました。 なお、明日の委員会は教育民生常任委員会の傍聴となります。 以上で、本日の議事日程は全てが終了いたしました。 本日はこれで散会といたします。 大変お疲れさまでした。
    △散会 午後3時53分...